■特装機兵ドルバック「可変メカシリーズ 1/55無限キャリバー」【タカトク】
モスピ祭り真只中、我がドルバック隊もジワリ進行中?
ドルバック隊に続き
PAも青島より再販がかかり、残るは可変タイプの発売を待つばかり・・・か?
そこで今回は葦プロの劣等生ことドルバックから無限キャリバーをチョイス。
ロボット形態から愛すべきランドジープへの可変の中で、
タカトク末期の悲しさを存分に受け止めて貰いたい。
ドルバック
OP&
変形シーン

▲無限キャリバー・ロボット形態。
背中に装甲ユニット装着済み。ロケットランチャーは付属のロケットを発射可。
全体的なプロポーションは良好です。
とてもジープから変形したとは思えません・・・がしかし。
このロボ形態にタカトクの悲しさが「ほぼ」集約されています。
肩部分が前後に動くのみで、肘、膝、股関節、全て無可動。。。
けっして玩具化するにあたって難しい部位では無いのだが。
とてもバルキリーより後期の玩具とは思えません。
そして更なる悲劇は変形の過程で証明されていきます。
▲少し分かり難いですが、肩の部分を下にスライドさせています。
そして胸カバーを上に180度回転。
背中の前輪部を上に180度回転。(画像ではなされていません)
ここで重要なのが、胸カバーと前輪部のパーツの結合部分。
回転軸付近にある小さな突起のみにより支えられています。
つまり、プラスチックの強度のみが頼りと。。。
ガチッと嵌めてバチッと外す。かなり泣ける。
▲この腰部の変形は「さすがタカトク!」と唸らされます。
腰の部分を持ち、両足をスライドさせながら軸を画像の場所へ移動。
あくまでも完全変形に拘る姿勢は素晴らしい。
強度的には強くありませんが、変形恐怖度はありません。
▲そして遂に変形恐怖度ナンバー1ポイントに到着。
デッドストックを購入する場合は心配無用ですが、
中古の可変キャリバーを購入する際は一番気をつけるべきポイントだと思います。
画像で分かる様に、腕を「下に曲げながら」胴部と足の間にセットします。
解説だけ読めば簡単楽勝な訳ですが、とにかく腕の回転が鬼の様に硬い。
心を決めて「オッケーボーイ!」と叫びながら回すしかありません。
しかもこの回転軸が例のプラスチックの強度のみで簡易化されている為、
いつ破損してもおかしくありません。
これが二度とロボ形態に戻したく無い理由であります。
とにかく腕部分の回転は要注意。というか回転させてはいけない。
※なおチープ版可変キャリバーではこの部分が楽勝で解消されていますw
後日レビュー予定。
ここさえクリアすれば後はしめたもの。

▲膝部分を上部にスライドさせ、つま先を閉じる。
因みにこのスライドもかなり硬いのが難点。
掛け声戦法をオススメします。
▲ボディ部分と足部分を回転させ、左右に押し込みセットします。
弁当箱変形もなんのその。
後はコックピットカバーを後ろにスライドさせ、
ウインドシールドをおこすだけ。
ココまでで汗だく。これがビンテージトイ可変の醍醐味か。
▲アーマーライフルをセットさせ、コックピットをスライドさせ起こす。
ココまで来て初めて、無駄に出来の良い無限真人にようやく会えます。
個人的にはマッハアタッカーと並んで好きな完全変形玩具の一つであります。
うむ。かっこいい。
▲そして忘れていけない素敵ギミックがコレ。
コックピットシートの移動ギミック。
劇中では沈み込む様な移動をしますが、玩具版は独自解釈。
しかしこのギミックが有るのと無いとでは大違いです。素直に嬉しい。
玩具的には志半ばといった出来ですがタカトク玩具を堪能する上では、
この上ない商品だったりします。
超マイナー番組の部類に入る為、商品化はあまり期待出来ませんが、
数年前にモスピーダがここまで盛り上がる事を誰が予想出来たでしょうか?
やまとがガーランドを発売するなんて誰が想像出来たでしょうか?
その事を考えれば既に玩具各社は企画しているかもしれませんね♪

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