■31歳ガン漂流 【奥山 貴宏著】
奥山氏が命を削り書いた自伝第1部。内容は闘病記なのだが皆が想像する「ソレ」とは大いに違う。彼の人間性が存分に楽しめる仕上がりである。前回紹介した
「バニシングポイント」とは全く別物であり、どちらかと言えばこの作品の方が日記形式ということもありより彼の近くにいる感じ。
彼の
HPには画像も保管されており、一緒に本を読むとかなりイケる。
「コヨーテ」「地下足袋おやじ」「ガンダム先生」「サイボーグ母」、身近な人間が様々なキャラクターとなって登場してくる。中でも「地下足袋おやじ」関係は特に秀逸。
彼は生前3冊の本を出版している。オレがまだ未読なのは後1冊。近日中に紹介する事となるであろう。
※奥山氏のブログや日記をHP上で常に拝見していた為「バニポ」から読み出しました。実際は「ガン漂流」「ガンエボ」「バニポ」の順が理想ですね。

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