奈良ブームに火がつくのか。この秋、正倉院展、興福寺の阿修羅展などで奈良公園には連日いっぱいの人。そして、何よりも、卑弥呼の邪馬台国論争に決着がつくかと期待できる桜井市の纒向遺跡での3世紀前半の大型建物群の発見。考古学フアンにとっては、ロマンあふれる出来事なのであろう。この土日の休日には、多くのフアンが押し寄せ、この卑弥呼論争は当分続きそうだ。
今日、私も朝早くから車を走らせ、奈良へと向かいました。と言っても考古学マニアでもない私、奈良県中部にある仕事先、現場である。仕事は昼前に終わったので、近くの二上山麓にある当麻寺へと向かいました。この二上山は、比較的登りやすい山、もっとも山と言っても500m前後の山なのでハイキングと言ったほうがいいかも。頂上からは大和平野が一望出来、はるか万葉の時代へ思いがつのるような。
当麻寺は、飛鳥時代創建の高野山真言宗の古寺。国宝「當麻曼荼羅」が有名で、本堂に安置されている。そして、中将姫伝説としても知られたお寺。境内の三重塔周辺はすっかりと色づき、派手さはありませんが、ゆっくりと紅葉が楽しめる。写真を撮る人、絵を描く人、いかにも奈良らしい紅葉を満喫。
<当麻寺の三重塔、派手さのない紅葉ですが、それなりの雰囲気が>

<本堂、中には、国宝「當麻曼荼羅」が本尊として安置されている>

<絵を描く人、歩く人など、思い思いに紅葉を楽しむ>


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