来週はもう2月、節分だ、早い。例年ですとこの時期、梅の便りがちらほらと聞こえてくるのですが、今年は年始からの冷え込みで、見頃はやや遅くなるのでしょうか。それにしても、日本の政治経済は、相変わらずの煮え切らない状況だ、小沢問題、普天間基地問題、難問が山積みですね。かく言う私も、目前の仕事が目いっぱい、風邪とかひいてしまったら、いっぺんにパンクだ。酒もほどほどにして、体調管理には、気をつけております。
さて、今年初めての上海出張から帰ってまいりましたが、毎年GDP8%以上の伸びを示す中国のパワーにはいつもながら圧倒される思い。上海万博の開催まで100日をきり、地下鉄や道路などのインフラ整備や会場のパビリオン工事は佳境に入っております。もっとも、開幕の5月1日までに、パビリオンの20%は、間に合わないのとの憶測も飛び交っている。
上海市内の地下鉄路線は、現在13号にもなろうとしていますが、急激な路線拡大で、安全運航が不安視されています。昨年12月にも、一番古い(と言ってもまだ16年前)地下鉄1号線で、脱線事故があったばかり。ましてや急激な車社会に突入している上海、自動車事故は多い、この国で、車を運転するのは、テクニックより度胸が最優先だ。
上海に進出している日本企業は多く、とくに街を歩いていると百貨店やコンビニなどの流通業が目立ちますが、いずれも業績は好調とか。上海の百貨店の売上ベスト1は、「ヤオハン」で、3番目にも「久光」も頑張っています。久光と言っても、肩こりの久光ではなく、「そごう」の事。この久光のある南京西路沿いには、伊勢丹やら日本の企業の看板があちこちにあります。
<南京西路にある「伊勢丹」、見なれたロゴになぜかほっとする>

<ビルの案内看板には、日本企業が目立つ>
中国は、2月13日から1週間が旧正月、日本で言う大晦日から年始休みに入ります。日本以上に、正月は家族で過ごすことを重要視する中国、都市から農村へとまさに民族大移動が起きます。この模様は日本でもニュースとして大きく取り上げられますが、もうこの時期、街の旅行代理店には、切符を買い求める人で長蛇の列が出来ています。そして、この旧正月を目指し、観光客も多くなり、飛行機代やら宿泊費は、何とふだんの倍にも、この時期だけは、中国行きは避けたいもの。
<旅行代理店前、旧正月を故郷過ごそうと、切符を買い求める人の行列>

<赤いウエアを着た学生の一団、ここは社会主義の国なのかと改めて思う>


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