梅雨はどうした?と言う感じ、気温32℃を超え、暑い京都。
25日は天神さんの縁日、そしてその北野天満宮では、「大茅の輪くぐり」。
大きな茅(かや)で作った直径5mの「茅の輪」をくぐると一年中無病息災に。
この「茅の輪くぐり」、多くの神社では30日に行われますが、天神さんは早い。
25日の天神さんに縁日とあいまって、朝から多くの参拝客。
勉強の神さん、修学旅行生も交え、いっぱいの人人である。
ここ天神さんの茅の輪は、楼門と境内の計2ヶ所に設置されています。
楼門にある茅の輪、朝方早々には、ほとんどが抜かれ、竹の枠があらわに。
神社側は、習慣なので仕方ないが、抜いた茅には、何の御利益もありませんよ、と。
そこで今年からは、特別に小さな茅の輪を4,000本用意して配布したとか。
いつもように、ひとつひとつ行事が行われ、暑い夏と祇園祭はそこまで来た。
そして8月、五山の送り火や地蔵盆で、京都の夏は過ぎていきます。
こんな習慣を何百年とやって来ているこの町、今更ながら不思議な町である。
<楼門の大茅の輪、茅は抜かれ、上部分だけが残された茅の輪>
<脇では、家用に抜いた茅で小さな輪を作る人、でも神社はご利益なしと>
<境内にあるもうひとつの茅の輪、くぐり方には決まりがある>

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