今日の強い雨で、京都市内の桜も散ってしまったか、桜の季節は過ぎにけりですね。今年は、桜を見に行く機会が少なかった私ですが、何だか、中途半端な「桜の季節」でした。これからは、新緑の季節へと、五月の連休まで2週間余り、5月に入ると、葵祭や例大祭がいっぱい。
さて、エチオピアで気にいったひとつに、エチオピア音楽がありました。現地の移動で乗った車のドライバーが、カセットテープでいつも聞いていた音楽がありました。「いい歌だね」とほめたら、「ジジ、最高の歌手だよ」と。アメリカでも活躍しているとか、言わば、日本の宇多田ヒカルのような歌手なのか。
エチオピアでは、音楽はカセットテープが主流で、CDはまだ希少価値のようです。アジスアベバの最後の日、ホテル内のショップを見ていたら、そのジジのCDがちょうど売っていたので買いました。エチオピアのお金で100ブル、1ブルが8〜9円なので、日本円では800〜900円か。ちなみに、この100ブルとは、こちらの人が1週間働いた日当に匹敵する価格。エチオピアで買ってきたCD、早速、車とか事務所でもたまに流し、聞いています。
こちらの音楽は、レゲエの影響があるようですが、リズムが単調なので、どこか日本の演歌にも似ています。これには、それなりの理由があるようで、1950年代の朝鮮戦争当時、エチオピアも参戦しており、そのエチオピア兵士が休暇とかケガ治療で日本に多く来ていたとか。その時に、演歌を自分の国に持ち帰ったと言う話。
<エチオピアのショップで、100ブルで購入、ジジのCD>
<アマゾン.COMで調べたが、在庫なしと、残念>
<バハルダールの居酒屋で、レゲエっぽいが、単調なリズムが続く>

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