今日23日は、秋分の日。秋らしく、空が青く澄み渡り、さわやかな日和でした。陰陽道で知られる平安時代の天文学者の安倍晴明が祀られている西陣の晴明神社では、「晴明祭」が行われました。周辺の氏子地域を、神輿、鼓笛隊、鉾車をはじめ、きれいに着飾った稚児が、親に付き添われ、巡行しました。稚児の衣装もさることながら、母親もそれ以上に着飾って歩くさまが、何となく印象的。
これから、秋真っ盛り、来月22日の「時代祭」をはじめ、各神社の秋の例大祭があちこちで行われ、それが過ぎると北山の峰々から燃えるような紅葉前線が降りてきます。京都は一番いい季節を迎えますが、しかし人と車が多くなるのが、少々困ったこと。でも、観光で潤っている町だから致し方なしか。
<子供たちの鼓笛隊が町内を巡る>

<はれの稚児の衣装より、着飾る母親のほうが目立つよう>


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