今日は、気温19℃と四月並みのポカポカ陽気でした。この陽気に誘われ、自転車で市中見回りへと、市内を動き回るのには、自転車は極めて便利です。とくに市内中心部は、道路が狭く、車が通れても、一方通行の道がほとんどですので、自転車ならそんな制限は一向にお構いなくスイスイと行けます。もっとも、車を運転しているときは、「そこのチャリンコ、もっと端を走らんかい」なんて思ったりで、人間って勝手なもんですが。
そんなわけで、自転車は、好き勝手に路地をあちこちと抜け、しかも少々遠出ができますので思わぬ発見があります。京都は、とくに町名が面白い、一体なんて読むのかという地名の看板に出会うことが多々あります。
五条通東中筋通りにある「天使突抜」という町名もそのひとつ、「てんしつきぬけ」と読みます。天使が突き抜ける町には、どんな人が住んでいるのかと、考えたりしますが。
その由来の元は、このあたりにある五条天神宮。今は、気がつかないで通り過ぎてしまうほど、マンションの脇にある小さな神社ですが、その昔は、広大な境内があったとのこと。天使とは、天神宮のこと、その境内を突き抜けて行き来した地域なので町名を「天使突抜(てんしつきぬけ)」となったようです。。
京都には、まだまだ変わった町名は、いっぱいあります。
<「天使突抜」町の住居表示>


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