ミートチョッパーことM16多連装自走砲が組み上がりマシタ!
モデリングの難易度が高いミニチュアで悪戦苦闘だったけど自分の持てるスキルを駆使して
創意工夫で完成まで持って行くのってナカナカ愉しいモノなので挑戦した甲斐があったカナ♪
まぁメタルやレジンのパーツを削り込んだり修正したりは毎度の事なんだけど今回は初手から
肝心の4連装重機関銃の銃身が1本ポキリしてたのでイキナリ再生作業からスタート^^;
最初は真鍮線で作り直そうかとも考えたけど機関銃本体にピンバイスで1ミリの穴を空けたら
折れた銃身がスッポリ刺さったので短くなり過ぎない程度に差し込んでから周囲を薄い鉛板で
巻いて補強しつつリューターで軽く削って形を整え強度的にもバッチリ再生完了^^
機関銃を取り付けるレジン製パーツは基部を接着する左右の丸い受けの部分が変形してて
おそらく肉厚が薄いせいなんだろけどドウにもコウにも仕方ないのでドライヤーで温めて
ほどほどに柔らかくしたらメタルパーツと指でレジンパーツを挟み付け形を矯正しつつ冷却。
射手の頭は眼の描き込みも含めてペイントしてからレジンパーツに一体成型されてる身体に
接着する予定なので真鍮線を打ち込んでるんだけど、左右の機関銃を繋ぐメタルパーツの
棒状の部品が取り付け位置によっては頭を差し込む邪魔になるので4連装機関銃の確度は
作例画像のモノよりチョイと低めになっちゃいマシタ(まぁ敵歩兵も撃つからいいデショ^^)
続いて車体と諸々のパーツもチャント削り込んで整形してから接着していったんだけど
バンパー部分はレジン&メタル双方の接着面が結構タイヘンな抜けの悪さだったので
大胆にガリガリ削って平面にしてから接着後に削り過ぎた部分をエポキシパテで再生。
まぁ仕方なかったんだけど削った事でバンパーと前輪との隙間が狭くなっちゃったから
大半はカラープライマーにインクで仕上げるけどタイヤ塗るのは苦労しそうだナァ^^;
あとメタル製のフロントガラスの枠が細い&防弾用カバーが薄いのでウネウネに変形すると
接着の時に隙間が空いたり不格好に見えたり収拾が付かなくなるので取扱いは要注意デスゾ!
他にも色々と大変な所はあったけど金型が古くなってるキットのパーツは抜けも悪いし
自分で修正しながら組んで行くのが「お約束」くらいに思って愉しんで作らなきゃネ^^
そしてトラックなのに元々キットに入ってないのがビックリ?なハンドルは自作しておいたし
運転席に座らせるドライバーもコンンバージョンして準備はしてあるので位置取りを確認。
ドライバーもペイント後に接着する予定なので何度かハンドル位置を修正しつつ無理なく
運転席にドライバーを滑り込ませる為に腕や脚を少し削って微調整したら此れにて完成デス♪
いやはや、ボルトクションのダイレクトレンジにあるミニチュアは凝った物が多くて本当に
魅力的だけど、モデリングの難易度が高い物や金型が古くてパーツ修正が大変な物も多く
性根を据えて取り組まないとマジお手上げで涙目(><;なんて事にもなり兼ねないノネ。
それでも挑戦するだけの値打ちはあるし完成させた時の喜びや満足感はクセになりマスヨ^^
だから、もし手に入れてみたけど上手く作れなかったり困っちゃったりした時にはショップや
同じ趣味を持つ仲間に相談したりウェブ上でボルトアクションを愉しんでる人を見付けて
質問してみたりしながら世界にひとつのマイアーミーを作る醍醐味を漫喫して下さいネ!