「ハーフリングは、背丈が我々の半分にも満たない小人族であるが
彼らの大食漢ぶりはその小さな体からは想像もつかない。彼らの多くは丸顔で
常に善良な微笑を浮かべる平和的な民族である。
ハーフリングは概して野暮でのろまな性格であるが、こと食事に及ぶと
その素早さと注意深さは筆舌に尽くしがたい。
彼らは飲食を史上の快楽と考える。ハーフリングの飲食は、無駄話を例外なく
はさみながら長時間にわたる。これは、彼ら独特の作法と言えよう。
ハーフリングは見かけによらず弓の扱いに長けており、それなりに勇猛である。
ゴブリンなどといった「性悪な連中」が、彼らの食料庫を狙ってきた場合
かなり手厳しく対処するようだ。
ハーフリングは、我らが誇り高き帝国の中部に設けられた「ムート」と
呼ばれる庄に住まっている。「ムート」の正確な場所は公にされておらず
中部の森の中にあるとしか記述されていない。
「ムート」には豊かな土壌が広がっている。ハーフリングの農場では小麦や
野菜が大量に栽培され、その収穫高はかなりのものだ。余剰分は食料の乏しい
都市などへ輸出され、それは「ムート」の主産業となっている。
それゆえ、ハーフリングの食料馬車が街道を旅する風景はけしてまれなこと
ではない。時には、彼らをその外見だけで判断した愚かな者がハーフリングの
食料馬車を襲うこともあるようだ。そういった愚か者は、ハーフリングが
どれほど勇猛で、それだけ優れた弓手であるかを知らないのである。
彼らを外見で判断してはいけない」 〜「アウラスの書」より〜
やぁ!皆さん元気だった?ボクの名前はスタブル・クラッドホッパーだよ。
また久し振りにボクのオシャベリを聞いて貰えるなんてホント嬉しいな^^
4人の王様達が北方から迫り来る混沌の軍勢との死闘を繰り広げて見事に
勝利を収めた頃(ホントはボク達も一緒に付いて行きたかったんだけどさ)
ボクと仲間達はウルサーンに渡ってアヴェロンの森に迫る陰謀を暴いたり
女王様をダークエルフの魔の手から護ったりの大活躍だったんだよ。
そして長かった5人の仲間の旅も終わり(仲間とのお別れは寂しかったけどね)
故郷のムートに戻ったボクを待っていたのはビックリしちゃうプレゼント!
なんと皇帝陛下が「我が帝国領の臣民たるスタブルの活躍に対する褒賞」として
ハーフリング自治区にトッテモ素敵な揃いの軍服を用意してくれてたのさ。
更に「じち」と「どくりつ」とやらを護る手助けとか言う理由らしいんだけど
2人の軍事顧問を帝都アルトドルフから派遣してくれたんだよ。
まずは帝立技術者大学校の博士でもあるオスカー・シュトロハイム大尉。
彼は生粋の軍人や技術者ではなく元商人の変り種で奇想天外な発想の持ち主。
「帝都の連中には吾が輩の独創性が理解出来んのだよ!」なんて言ってるけど
彼の「改良型シチュー鍋式モーターキャノン」は最高に素敵な新発明さ^^
そして帝立魔法大学校の天空の学府に属する魔法使いのヨハン・ケッペル師。
戦争嫌いの彼は夜空が綺麗なムートで天体観測するのが楽しみらしいんだけど
「いざ戦闘となれば火球の呪文くらいは唱えてさしあげますよ」って言うから
「あれ!それってブライト・ウィザードの呪文でしょ?」って聞いてみたら
「私はセレスティアル・ウィザードですが見習い期間に半年間だけ輝きの学府に
仮入部して初歩的な魔法だけは覚えちゃったんですよ」だってさ。
ホントは大空からデッカイ隕石が降ってくる派手な魔法を見てみたいんだけど
平和なムートじゃゴブリン相手に火球くらいが丁度なのかもしれないね^^
心強い2人の軍事顧問を迎えてヒスメ長老は防衛隊を設立する事を決断!
ボクも弓兵隊の隊長としてムート防衛隊の一員に加わる事になったんだよ。
(多分、戦う相手は荷馬車を襲うゴロツキかゴブリンくらいだろうけどね)
さぁ!せっかくだからボク達「ムート防衛隊」の内容を紹介しちゃうね♪
「ムート防衛隊500Pロスター」
・マスターエンジニア(92P)
初期装備:ハンドウェポン
追加装備:ライトアーマー、ハト爆弾
・バトルウィザード(95P)
初期装備:ハンドウェポン
追加装備:滅びの炎の指輪
・スピアマン×10人(85P)
初期装備:ハンドウェポン、スピア、ライトアーマー
追加装備:シールド、サージェント、ミュージシャン、スタンダードベアラー
・分隊アーチャー×5人(40P)
初期装備:ボウ、ハンドウェポン
・分隊フリーカンパニー・ファイター×5人(25P)
初期装備:ハンドウェポン(二刀流)
・アーチャー×10人(85P)
初期装備:ボウ、ハンドウェポン
追加装備:マークスマン
・モーター(75P)
初期装備:ハンドウェポン(各クルー)