初めてミニチュアゲームを遊んだのは今から14年ほど前、当時流行っていたカードゲームの
傍らに着色済みミニチュアが箱の中にランダムで入ってるメイジナイトってゲームを見付けて
海外製でも「日本語解説書付き」ってポップに書いてあったのがキッカケだったのデスヨ。
箱を開けてみれば雑多な感じで放り込まれた雑なペイントのミニチュアが出てきたけど
ミニチュアゲーム自体が未知の領域だった当時の髭親父にはワクワク気分で息子と遊ぶのに
充分過ぎるほどのモノだったし、日本語解説書って言っても原本をコピーしただけであろう
僅か数ページの紙が箱の中に折り畳まれて入ってただけだったけど充分に拠り所になりマシタ。
その後に「趣味人への道」や「ウォーハンマーニュース」と言うイギリス生まれのゲームを
日本語で解説したり紹介する本や冊子に出逢い髭親父のホビーライフが始まったノネ^^
時は流れて今ではショップやイベント会場で色んなシステムのミニチュアゲームが遊ばれてて
日本語のテキストが無くても有志の方々がウェブ上でルールや用語の解説を纏めたモノを
アップしてくれてたり、遊び方のレクチャー会を企画して熱心に教えてくれたりしますヨネ♪
髭親父もミニチュアゲーム初心者だった頃にイベントで知り合った情熱ある面々の作った
日本語サマリーやイントロのおかげでモードハイムやブラッドボウルと言う未翻訳のゲームを
存分にエンジョイする事が出来たしホント母国語で読める資料の有難味は骨身に染みてマス。
いやはや、チョイと繰言が過ぎるので昔話はコレくらいにして今日の本題。
上の画像はマンティックゲームズ国内取扱い元のフュリアスグローリーが基本セットに付ける
製本版のドレッドボール日本語ルールブック&スチームフォージゲームズのギルドボールを
日本語でサポートするギルドボールJPがウェブ上にアップしている日本語訳ルールの
無料PDFをダウンロード後にプリントアウトして製本キットを使って作ったモノの2冊。
ウォーハンマーFB日本語5版からミニチュアゲームの総合ホビー的サムシングに魅了され
気が付けば14年もの月日が流れたけど手に取って読む事の出来る日本語ルールがある事の
有り難さや便利さを知るが故に、業績不振を理由にメーカーが日本語対応を打ち切ったり
日本語サポートとして最初は勢いがあっても徐々にトーンダウンして翻訳が宙ぶらりんとかで
遊び続けてる途中で英語の読解力を試される事態に陥ってしまうのは残念無念なのヨネ。
初手から日本語テキストが存在しないゲームだとルールや背景設定が充分に理解出来ないし
ゲームを遊ぶのは何とかなっても総合ホビーとして欲張りに愉しみ切れない部分を感じて
辞書を片手に読み解こうとしてもチンプンカンプンな事の方が多いから悪戦苦闘の連続。
だからこそ、海外の魅力的なミニチュアゲームを年少者や未経験者、興味を持った多くの人が
母国語たる日本語で読めるルールブックは本当に貴重だし当たり前のモノではないのデス。
国内事情的には企業がビジネスライクに翻訳を手掛けて販売するパターンとかは稀な事で
その殆んどがミニチュアゲームを愛し熱意を持った方々が情熱を傾けて作ってくれたノネ。
髭親父は初めてドレッドボールの日本語ルールブックを開いた時に涙が止まりませんデシタ。
ギルドボールの日本語ルールを印刷して製本してたら感謝の気持ちで一杯になりマシタ。
髭親父が知らないだけでミニチュアゲーム界にはマダマダ色んな宝物があるかもしれないけど
日本語ルールブックを手にした時には少しだけでいいから翻訳者への感謝を捧げて欲しいナァ♪