爆竹の話がでたついでに。
こいつ。
2B弾。
昭和40年代に発売されて悪がきの間で大流行した。
爆竹が4センチくらいだが、こいつは10センチくらいあった。
まるで小さなダイナマイト。
破壊力は牛乳瓶をぶち割るほど。
爆竹との最大に違いは。
こいつはマッチがいらない、石とかに擦り付けるだけで発火するのだ。
マッチを入手するのが困難な悪がきでも爆破可能なのだ。
そしてそして水中での爆破も可能だった。
着火して15秒くらいで爆発するんで、タイミングが合えば、水中で「ぼごっ」っと水柱があがるのだ。
水中爆破を決めるのは、かなりの上級者で皆に一目おかれたであろう。
今では殆ど見ないが道端に落ちてる、うんち。
こいつを爆破するのが男らしい。
逃げるタイミングを間違えてうんちまみれになったもんだ。
こんな感じで多くの猛者が散っていった。
負傷者続出で、あまりにも危険だという事で生産中止になった。
昔とはいえ、あんな危険なダイナマイトをよく売ってたもんだ。
それも子供向けに。
俺らは、やばい遊びを切り抜けてきたんで。
車が爆発したくらいじゃ死なんやろう。

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