2017年の2月は今の仕事関係で全国を駆け巡っていた。
北は仙台から南は鹿児島までね。
今回は出張シリーズ最南端、鹿児島でのお話。
直前まで宿を予約することをすっかり忘れていた所からはじまった2017の鹿児島出張。
1泊目は激安ゲストハウスを予約することが出来たが、2日目夜に関しては土曜ということもあり値段が高いホテル以外には空きがなかった。
今の僕には翌日昼のフライトのためだけに1万円以上のホテルに泊まるということは断じて許されない。
これ、レンタカー借りて朝まで釣りしたほうが安いし、楽しくね?という結論に達した。
最悪この中で寝ればいいし...
鹿児島初日の夜は同じドミトリーに宿泊していたドイツ人にビールで潰されるという事件があったが翌日はプロのプライドと持ち前の気合いで仕事をこなし無事レンタカーを市内でピックアップ。
朝まで付き合ってくれる事を快諾してくれたジュンペイくん、藤本くんと合流し海へと向かった。
世の中には死滅回遊魚と呼ばれる魚がいる。
暖かいところが適性にもかかわらず、冒険心から日本沿岸を北上してくる悲しい性を持つ。
そう、冬になって寒くなった瞬間死んでしまうのだ。
でも中にはラッキーなやつらがいる。
最も寒い時期であろう2月にも死滅しないでのほほんと生活しているやつら。
ちなみにこの日の鹿児島は珍しく雪が降る極寒の鹿児島。
数日後に訪れた福島や仙台よりよっぽど寒かった。
最強寒波が来ていたのだ。
つまり魚にとっての幸運というのは自然が作り出すものだけではない。
これは何処の国に行っても当てはまるシチュエーションがある。
鹿児島は鳥も旨いし、本当にいいところ。
次回はヒラスズキを釣りに行きたいね!
fin

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