2011/7/3

福島 そして今。  気になる記事
 震災以降,露呈した政治家の無力さ愚かさ。
それでも今も被災地は戦っている。 震災以降、毎月通っている福島県の
今をご報告させて頂きます。

震災復興には国の指導のもと大手ゼネコンやハウスメーカーの協力を得て
着々と進行している。 しかし今回の被災には民間も多く、彼らには
まだまだ支援もなく自らの手で復興せざる負えない。

そして、そんな彼らの助けとなっているのが、被災地に暮らしていながら
大手とは異なる地元の職人さん達である。

震災直後は忙しさに活気付いてはいたが、梅雨入りしたこの季節の状況は
少々、これまでとは異なっていた。

先ず、明らかに疲れがピークに達している。 数百件待ちと言われた
屋根・瓦の補修も梅雨を迎え、施主からの催促も更に増し、日のまだ
浅い早朝から日が沈む夕方まで続いている。 墓石の補修も8月のお盆を
前にし、休まぬ日々が続いている。 やっと帰宅できたと思えば今度は
夜遅くまで催促の電話が掛かってくると言う。

 元来地元と言うことで多くの現場が人情価格なため、安易に他府県から
宿泊経費を乗せた応援要請は簡単にできない。

それに並行して問題となったのが仮設住宅の設置でした。
安易な着工数の政府による宣言。しかしフタを開ければ津浪による塩害で
なかなか理想的な用地が見つからず結局、地下水を探し出すボーリング
工事から行われ、更に野党の攻勢で仮設設置目標は急がされ、請け負った
一部のハウスメーカーは工期短縮に向けて関東方面へ応援要請、しかし
彼らは「今後、出来る限り仕事を優先するから。」「だから今回はボラン
ティアだと思ってくれ。」と言われ予想を遥かに下回る賃金でさすがに
「もう被災地には行きたくない」と職人泣かせにもほどがある。
そんな実情が見え隠れしている。

 一日も早い復興が望まれている。 そのための予算成立がまさに
リーダーの責務と誰かは唱えている。

そして誰かが、その予算を食い物にする。

しかし、本当に汗を流しているのは暑さや疲労と闘う現場の職人さん達
だろう。  今こそ、彼らが報われ本当に感謝されるべきではないか。

ある大学教授は「中国の震災は今回の3倍でしたが、日本よりも早くに
再建しました。」と言う。 机上で計算し予測する。

そこに、この猛暑は含まれているのか。 多くの労働者も被災者で
決して若手ばかりではないことを知っているか…

出来ることなら国は彼らに働きやすい環境を整備して欲しい。
そして、それに見合った正当な賃金体系を整え、他府県からも望んで
応援できるようにして欲しい。

兵庫県三木市は1580年、織田信長によって三木城は落城した。
そして三木を手に入れた信長は次なる三木市の再建を目指し、再建に
関わる職人達に掛かる税を無税にした。 それにより全国から多くの
職人達が集まり街は素早い復興を遂げ、庶民も新たな当主を受け入れた。

一日も早い復興を望むと共に、政治家達は現場で汗する者達を
しっかりと見つめるべきである。

そしてお役人の方々もリーダーがバカなら一人一人が正しいことを
模索し、今は何をするべきか? ちゃんと考えて行動して欲しい。

一日一日、時は過ぎて行く… そして誰もが過去の出来事として
語り合えるような、本当の復興を望んでいます。




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タグ: 建設 職人 技能


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