月1回程度、新潟県内だけではあるが、依頼を受けてジャグリングのショーをしている。
今月も第3日曜日に障害者支援施設のクリスマス会でジャグリングをやってきた。
とんがってたジャグリングスタイルの時期を卒業し(汗)、
「ジャグリングの技を一般向けにわかりやすく」に方向転換して5年ぐらい経つ。
いろいろ試行錯誤はしているが、ここ数年は安定した内容に落ち着いてきただろう。
ここはしゃべって、ここはしゃべらずに技に集中して。
ここは簡単だけど派手な技で、ここはちょっぴりマニアックな技で。
と、こういうバランスが安定してきたのだと思う。
現場によりけりな部分もあるが、前述のような障害者支援施設などでは
しゃべりも技も「安全・安心・安定」で、とにかくわかりやすさを心掛けている。
聞いてますか、5年前のドミノよ。アナタこう変わりますよ(笑)。
で、この間のショーが終わってから ふと考えたこと。
いま39歳。来年はいよいよ40代突入です。
41,42ぐらいなら同じようにやっても問題ないだろう。
ただ45歳になった時のことを考えると、今と同じ芸風でできるのだろうかと心配になる。
技とか構成は同じでもいいんです。ジャグラードミノとしてのキャラ。
「ジャグリングの神髄をわかりやすく」という路線とはいえ、
所々笑える要素を入れたり、大道芸の定番ネタのようなものをやったりもしています。
それが45歳のドミノのキャラに合うのか?
クリスクレモ(レジェンド級のジェントルマンジャグラー)みたいな芸風をやるには早い。
あれは60歳過ぎてからの目標だ。
パーティーグッズ売り場にあるようなペラペラの衣装を着て、
宴会芸チックにジャグリングをやるオヤジキャラは何か違う。
などと考えると40代後半のドミノのキャラがまったく想像できない。
今の芸風からちょっとだけ勢いと笑いを減らして、少しだけクリスクレモっぽさを
出すのが最適解(というか無難な選択肢)だとは思う。
まあ、なるようになるか。このまま変わらず50代になっちまうかもしれないし(笑)。
その時が来たら自然と変わっていくのかもね。
キャラはどうなるかわからんが、「ジャグリングをちゃんとやる」という軸だけは
何歳になっても絶対ブレないようにしたいし、それは自信がある。
まだできてないジャグリングの技がたくさんあるからね。
マジックやバルーンアートに手を出す時間はないのだ。けん玉はちょっとやる。
そんなことを考えて、もうすぐ2017年が終わる。