なかなか特殊なナンプレを作っていたのです。
特殊なルールではあるけれど、ヒントを増やすとか単純にするなどすれば
そこまで苦労せずに作れるナンプレ。
これが完成までに4時間かかったんですね、たった1問で。
そこまでこだわらず普通に作れば、1時間程度でいけるんじゃないでしょうか。
時給換算にしたら、4時間だとなかなかの安さ(笑)。
で、ふと思ったのです。
(パズル制作会社とかではなく、普通の会社として読んでください)
それなりのものを1時間で作る(それなりのクオリティーでかまわないのは
会社公認)のと、完成度の高いものを4時間で作る。
会社に求められている人材はどちらなのだろうか。
前者の方が多いんじゃないかな。
「この値段なんだから4時間もかけるな」と怒る上司もいるだろう。
そんなことを考えて再認識した。
自分は会社員には向いてないんだろうなー、と(汗)。
前述のナンプレに戻ります。
少し難しいが、トリッキーさが美しい。
そんな問題の出題ができる、そしてその良さをわかってくれる読者がいる。
そんなパズル誌だからこそ、この問題を出題したかったのです。
他誌では正直きびしい。
作成に着手して、「いける!」と思ったら妥協できずに4時間経ってました。
まあ燃費の悪いパズル作家ですわい(笑)。