「共作」って言葉は広辞苑にないのか。ふーん。
さて今回は、去年の12月に発売された
「ナンプレファン2月号」(世界文化社)から初登場の
拙作の新型ナンプレ "足し算アローナンプレ" について。
ルールは以下の通り。
1:タテ・ヨコの各列に1〜9の数字が1つずつ入る。
2:3×3の各ブロックにも1〜9の数字が1つずつ入る。
3:丸には、その丸から伸びる矢印上の数の合計が入る。
矢印上に1・3・4の3つの数字が入ったら、
丸には8が入るってことです。

※パズル問題の転載や配布はご遠慮願います。
誌面では問題図右のように、丸と矢印のスタイルになってますが、
私の考えた原案は、左のような矢印だけのスタイルでした
(ちなみに原案のルールは、
「3:矢印にはその先にある数字の合計が入る」)。
その原案を編集プロダクションに送ったところ、即採用。
そして担当編集者Kさんが「見た目を変えてみました」と
FAXしてきたのが右の図。
最初は「なんかゴチャゴチャして見にくいなぁ」と思ったのですが、
電話で色々話をしているうちに、
「この改良はかなりスゴいんじゃない??」と気付き、
現在のスタイルが確立されたのです。
丸&矢印スタイルだと、矢印を自由に曲げられて、
また好きな所で止められるので、バリエーションが広がるんです。
編集Kさんに感謝感謝。
と、今回はパズル製作のウラ話でした。