川村賢市さんの葬儀に行ってきた。
全日建連帯労組近畿地方本部・副執行委員長。61歳。
亡くなるというような気配を全く感じさせていなかった人だったので、ショックが大きい。
葬儀会場の後ろが公園で、労働組合やら左翼やらのイカツいおっさんが黒い背広来て、200人ぐらいずらっと並んだ。
「出棺に際して、故人が愛唱した・・・」
というので、インターナショナルでも流れるかと思ったら、
「網走番外地」だった。
春に 春に追われし 花も散る
酒ひけ酒ひけ 酒暮れて
どうせ俺らの行く先は
その名も網走番外地
・・・まあ、背広の裏地に刺繍が入ってるような人やったからなあ。
川村さんは反戦関係であちこちに関わっておられた。
俺やなんかのハミダシ分子のチンピラな運動にも、まあハミダシなのですぐ居場所がなくなってパージされたりするのだが、それをよく「おー、どないやねん?」ゆうて気にしてもらっていた。
昨年末からのイスラエルのガザ攻撃緊急行動に、労働組合関係に話をつないでもらったのは川村さんの力である。
緊急行動の総括会議で、「ボイコットゆうても何をするかわからんから、君らが枠組み提示せえよ」と言われ、で、そのまま約束が果たせんままになってしまった。
心残りである。

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