某所のナウなヤングが読むような「スケジュール表」に、俺は連載を持っているのだが(w、運動絡みなので一応公開。
まあ、こういうところにこういうもんを書いてどうなんだという話もあるが、ギロンは積極的に世間に公開していくべきではないかとゆー方針でさ。
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「おっさんプレイ」というのを提唱している。最近のおっさんは、「ナウなヤング」に媚びたりワカモノぶったりするばかりで非常にイカン、おっさんはおっさんの果たすべき社会的役割を果たすべきである、という説に基づくもので、ビール飲んでは「あ〜!五臓六腑に染み渡るわ!」とか発言しなければならないのである。結果、「ピチピチギャルが」とか発言しても、冗談で言っているとは見なされなくなりつつあり、それはそれでカナシイものがある。
反戦運動やってると、昔からある話だが、「ナウなヤングはシュプレヒコールをするような『古い運動』はダメだ」という事が語られる。俺らの関わった「サウンドデモ」も、メディアで取り上げられる度に「古い運動はダメだ、ナウなヤングはサウンドデモだ!」といった文脈で描かれ、俺らはいちいち「そんなんじゃないんだ!」と言ってきた。
3年前の9.11の時だったろうか。集会にふらっと行ったら、全員でローソク持って手を繋いでお祈りしていた。「歌詞カード」が配られ、ジョンレノンの歌を合唱したり、ネズミ帝国の替え歌を合唱したり。初めて見た時には、冗談抜きで「ああ、どこかの宗教団体も反戦に立ち上がっているんだな」と勘違いした。
勿論、ああゆう事をやってすげえ盛り上がるタイプの人たちは、それはそれでやってりゃいいし、ヤメロとか言うつもりもない。せやしこういうのが、「古くてダメな運動のおっさん」がイメージするところの「これからのナウなヤングの新しい運動」の実態だ。
とかいいつつ、話せば長くなるので次号へと続く。
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というわけで前号の続きの筈だが、宣伝させてくれ。11月23日に大阪城野外音楽堂で集会やる。イラク反戦+沖縄基地問題のすげー古典的な集会デモに、俺らが俺らのやり方で乗っかる作戦である。俺らも世間が広くなってきておるのであって、今回はバンド系の人たち中心で朝の10時半からライブ、1時から集会で沖縄の海岸で座り込みやってる人やら韓国で米軍基地に田圃を接収されようとしている農民やらの話聞いて、3時からデモ、30分ぐらいのデモだが謎の2tトラック登場、てな塩梅である。来てね。
で、「反戦運動に於けるナウなヤング問題」という話の続きだ。
例えばプロ野球の合併反対なんかで「ナウなヤング」はフツーにシュプレヒコールしているのであって、ナウなヤング的に運動盛り上がらない原因を、その「様式」に求める事が、そもそも間違いじゃないのか。
むしろ問題は諸々の「運動」につきまとう「いかがわしさ」とかではないのか?
運動の運営がどういう事になっとるのかわからんとか、得体の知れないオッサンが威張ってるとか、イタイケな若者を利用しようとしているんじゃないかとか、実は謎の秘密組織が仕切っているとか、そういう「具合の悪さ」が人を運動から遠ざけているのではないのか?
それは「世代の問題」なんかではなく、人を隙あらば利用しようてな悪いヤングもいるし、物事をちゃんとわきまえたジジイもいる。そういった根本的問題を直視するのがコワイので、「世代的問題」という話に逃げ込んでいるだけなんじゃないかと思うわけだ。
まあ、俺らは「後から来たもん」の特権でだな、その辺の諸問題を踏まえた上で、まっとうな運動がやれなきゃおかしいわけで。
で、おっさんの運動にも顔だしてそれを繋ぐような作業をやるというおっさんプレイ、ますますおっさん的主体が固まるという。
>>プロフィール欄
黒目(バカサヨク)
とゆーか、なんの説明もなしにこういうところにサヨクの文章が載るという「説明不足ギャグ」であるわけだが、楽しんでもらえてるのだろうか?「サヨクだけどバカだから大丈夫」みたいなさ。

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