えっとですね、11月の23日に、沖縄基地問題+イラク反戦のすげーでけー集会をやります。
んで、この実行委の会議に出席してんねんけどさ。
「法的地位協定」という問題がある。これは日米安保条約で定められているんやけど、在日米軍の奴が日本で悪い事した時に、裁判権とか捜査権とかがどうなるか、ちゅー奴ね。
で、この間の沖縄国際大学にヘリがおっこちた時に、米軍が周り一帯を封鎖しちゃって、警察もはいられへんようになった、という事件があった。で、沖縄県警は米軍に「なんちゅーことさらすねん」ゆうて抗議、後に抗議を撤回。これは、日米安保条約で、米軍はそういう事やっていい、ゆう事になってるねんよね。
実際、ひでえんであって、日本で交通事故起こして人殺した米兵がいると、当然、日本の裁判所で裁判やって判決出るねんけど、その当の米兵は最初から欠席で、判決でても拘束されへん。金は日本の「思いやり予算」で、我々の税金から出る。で、本人はとっとと「転勤」でどっか余所に行っている、という。
横田とか嘉手納とかの騒音公害訴訟、あれも住民側が勝って、賠償命令でているけど、実は払っているのは日本の「思いやり予算」で、アメリカ合衆国はびた一文払ってないんよね。
で、この地位協定の見直しをせえ、という声が当然にもある。
しかーし、左翼の見解的には、「地位協定の見直し」というのは、安保条約そのものを承認する、在日米軍という存在を承認した前提の話なので、そんなんはダメや、という声がある、と。
で、実際に、今度の11月の集会の呼びかけに、「地位協定」は入れられへんかった。
俺は、「アホか」と思うわけですよ。
例えば、日本国憲法の一章は天皇に関する条文であり、「日本国憲法を守れ」というスローガンは、天皇制を前提とするものだからあかんのか?
目の前に転がっている具体的問題に対峙出来なくて、なんで「安保粉砕」てなでかい事が実現できるのか?
アホやろ、と思うわけです。
どーよ、実際?

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