ブラック＆タン

キャッチフレーズ通り
暖かく官能的なヴォイスと
洗練されたフレーズが魅力的
カンナヒロコさんの、
2011ジャパンツアー
帰国ライブの一夜でした。
カンナさんのボーカルは、
大人の雰囲気で本当に素敵、
ダークでスモーキーな感じの強烈な個性、
独特のノリとスイング感で
一度聴くとその魅力の虜になります。
中野さんのハッピーでノリの良いベース
そして色彩感豊かでボーカルの良さを引き出す
ツボを心得たなかにしさんのピアノ。
秋の夜長、本格ジャズボーカルを
心ゆくまで楽しませていただきました。

King Of Organ KANKAWAさん率いる
東北応援アコースティック・ジャズ・バンド
熱く燃えた、最高に楽しいライブ！
どちらかと言うとフリージャズ寄りの
小山彰太さんと竹内直さんのお二人と
「俺はジャズメンじゃない、ソウルメンだ！」
とおっしゃられていたKANKAWAさん
この３人の顔合わせは
どんな演奏になるのかぜんぜん予測不可能
とても期待が膨らむライブでした。
ライブ冒頭KANKAWAさんは、
｢ライブはミュージシャンとお客様とで
供に作り上げて行くもの、
みんなで盛り上がってゆきましょう！」
と言っておられましたが。
KANKAWAさんの演奏されるオルガンは
うねる様に、そして押し寄せる様な
抜群のグルーブ感でもう最高！
これはもうノリノリにならずには居られません。
竹内さんのフリージャズの香り漂う
エモーショナルでダイナミック、
表現力豊かなサックス。
小山さんの反骨精神を感じさせ
それでいてすごく繊細、
ベテランドラマー円熟のプレイと。
期待通り、内容の充実した素晴らしいライブ！
本当にありがとうございました。

30年以上に渡り、ソロ、トリオ、
コンボ、ビッグバンド等
あらゆる形態のバンドで演奏してきた
ベテランピアニスト平原剛さん、
東京、横浜のライブハウスなどで
平原さんと活動を供にする実力派ベーシスト
菅井信行さんとのコラボレーション。
ドラムには抜群のリズムセンスと
情熱的なドラミングで人気急上昇中
地元広島の宮本香緒里さんが加わり、
緊張感とリラクゼイションを織り交ぜながら
ジャズピアノトリオの魅力を
たっぷりと楽しませていただきました。
素敵な二人のおじ様に（失礼！）
チャーミングな若い女性が加わると言う
これもジャズならではの魅力のひとつ
ジャズに掛ける熱い思いは皆一緒
音楽に歳の差とか関係ないんです、
それが聞く側にも素晴らしい感動を与えてくれて、
本当に素晴らしいライブでした。