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2007/11/18

東京公開から一週間。。。  2007年
『ハダカの城』東京公開から一週間経ちました。
公開中は、ほんとに沢山のメディアにご紹介いただいた。
 http://diary.jp.aol.com/applet/bardbone/msgcate9/archive

初日の朝にオンエアのあったラジオ番組のログがあります。
・下村健一の「眼のツケドコロ」
 ■雪印を告発した倉庫会社社長の、ドキュメンタリー映画始まる

 http://tbs954.cocolog-nifty.com/eye/2007/10/post_1db4.html

他にも、FMラジオ番組が二つ、TVも二番組で紹介してもらった。
期せずしてタイムリーな扱いとなった。
"食の安全"と"内部告発"の問題からこの作品は捉えられているが、
僕はまだ戸惑っている。

見た方の反応は様々だが、
この作品に取り組んだ"自分"が何処に居たか、分かった気がする。
僕は、一度も水谷社長に「なぜ告発をしたか?」を尋ねていない。
それは"わからない"し、"わかる"からだ。
『ハダカの城』という仕事は、僕自身、捉えきれないものがあった。
興行として劇場に上げた映画にも関わらず、
構成や編集や、「伝えること」といった映画構造を投げ出した。
この問題を早く世に出すことを、問うことを選択したくせにだ。
完成直前、この作品が自分の前にあることを狼狽えた。
そして、それが自惚れであることも、身勝手あることも。
これは【個人映画】だった。
だから、切り捨てたものは多い。誤魔化したとも言える。
その上で、『ハダカの城』にシンパシーを感じてくれる方は、
自分が水谷社長と「同じ立場だったら」と考える。
自分も「おっさんなんだ」と、「親父なんだ」、「どうするんだ」と。
この映画を構造や情報の面で批評されない。
そして、“わかる”のに“わからない”。
水谷社長自身を批評することは、無論、不可能だ。
「実行者」にならない限り、どんなに社会通俗的なルールや、
持論と照らしても、それはシュミレーションにすらならない。
「怒り」を知性で解析することは容易でない。
ただ、共有は在る。
僕の戸惑いは、その「怒り」を共有できたか、
今更、混乱しているからだ。

"ドロっ"とした「怒り」がずっとあるのだ。
慎重に居たい。「苛立ち」と「怒り」は異なる。

−−−−−−−−−−
来春2月の大阪公開に向けて準備が始まった。
またしばらく、落ち着かない。
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2007/8/23

2007.8/22:再起動  2007年
『ハダカの城』マスコミ試写の案内を出して、早速、反応有り。
有り難い。
今回の東京公開で、あの事件がなんだったのか、再度、感じてもらう為に、
いまはどれだけ露出するかだ。
コンペの反応よりも、実績として多数の目に触れなければ。
いろいろと連絡が後手になってしまっている方々が居て、申し訳ない。
自分が戸惑うくらい、多忙である。
愚痴が愚痴にならないくらい、自分に振回されている。(^_^;)
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2007/8/23

2007.8/12:はじまりのまじない  2007年
『ハダカの城』劇場公開に際して、森達也監督からコメントを頂いた。
お忙しい状況なのに無理を言ってしまった。申し訳ない。
その言葉は、この作品への応援と"やるべき"仕事を示してくれた。
スゴイな。森さん。
2001年の山形で『A2』を観て、
自分も「もっと世界を正面から見てみたい」と思ってきた。
いま、それは、まだまだ出来てないけど、まだまだ狡いやり方だけど、
始まりたかった。

今回、あと二人、コメントを頂いている。

ひとりは取材のなかで出会った記者で、彼は僕とは比べようがないくらい、
この事件と、水谷洋一と関わってきた。
そして『ハダカの城』の完成を心待ちにしてくれていた。
彼が、僕の作業をずっと認めてくれていた事は心強かった。

そして、もう一人。
『ストロベリーショートケイクス』の矢崎仁司監督からも。
矢崎監督は僕の前作のプライベートルポ作品を見てくれていた。
この2月、大阪での『花を摘む少女と虫を殺す少女』の上映会イベントでは、
僕がホストにもかかわらず、講演の中で『ハダカの城』の紹介をしてくれた。
この上映会の翌日が、『ハダカの城』初めての一般試写会で、
「新幹線まで時間あるから」と、わざわざ会場で見てくださった。
「僕は柴田監督の作品、好きです」と言って頂いた。

この三人に"映画"として認められて、始まりたかった。

【これは始まりの終わりであって、終わりの始まりではない】
ボディーコピーは、水谷社長が良く言われていた言葉を使うことにした。
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2007/8/23

2007.8/9:劇場版、完成!!!  2007年
あっけなく「『ハダカの城』劇場版(108分)」が完成した。
「ディレクターズ・カット版(122分)」から
削ぎ落とせる"間"と"情報"を絞ったカタチ。
「まだ、やってたの???」って言われそうだが、悪あがきです。(^^;)
この二つのバージョンで、おそらく完了だろう。
「劇場版」は、あの事件と水谷社長の生き様を語った。
「DC版」は、水谷社長と長男・甲太郎さん、家族の時代を見た。
その物語の質量の為、エンドクレジットが出る瞬間の印象が異なる。

何度も書いたが、作品のラストシーンから2年が経った。
公開が遅すぎたのか、世間の温度からワザと外したのか、
結局は不器用さと面倒くさがりの所為だが、
いまとなっては僕自身、自分の心は分からない。
ただ、作業中にあった「古い事件だね」と
題材を片付けられた言葉に憤悶してきた。
僕のそんな違和感と苛立ちなんて、
水谷社長の憤りと悔しさとは比べものにもならないが、
意地になってこの作業を続けてきたのは、その思いからだ。
しかし、如何せん、作品の出来は悪い。(苦笑)
ドキュメンタリー映画としては、私情に寄りすぎてる。
取材の温度に波があって、ある側面にはまったく褪めてみていたし。
実際、事件にも政治にも、世の中の正義にも、興味なかった。(スンマセン)
しかも水谷社長への想いではなく、この時間を"生きた"僕の証明だった。
身勝手ですね。

今年の「山形国際ドキュメンタリー映画祭」からは選外となった。
負け惜しみでもあるが(笑)、実は安心したのだ。
このボリュームの仕事をしたくせに、
本当の「手応え」がなかった自分が居る。
それは、ダメだ。
この映画は大好きな作品だが、臆病な自分と何度も話し合った。

ラストシーンまで見てくださった観客の方が、
最後の最後に仕掛けた"闇"をどう受け止めてくれるのか。
ようやくそこで、僕は解放されるのだ。
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2007/7/25

2007.6/30:FM千里、出演  2007年
今週末。6/30(土)、
FM千里『映画の森』に、僕が出演しました。(^^;)
・FM千里83.7MHz
http://www.senri-fm.jp/index.html

先だって出演した卒業生の映画監督が、僕を紹介してくれました。
『ハダカの城』一般公開の動きが確定したところに、良いタイミング。
でも、ラジオって初めてだったので、
いったい何を話してよいものか悩んでました。
不思議ですね。
パーソナリティの方の質問に答えていると、
言葉に自分の気持ちがなっていくと、
この作業で「なにを得たか」、ハッキリしてきました。
「忘れちゃダメだ」

・放送局日記 :: FM千里 ≫ 映画の森
http://info-fm.sakura.ne.jp/blog/?cat=23
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2007/6/3

2007.5.24:映画祭エントリー  2007年
『ハダカの城』を「山形国際ドキュメンタリー映画祭」へエントリーしました。
エントリーNo.は"1627"でした。
今年、世界で少なくとも二千本のドキュメンタリー映画があって、
そのひとつに送り出せた事、嬉しいです。
選考はこれからなので、どうなるか分からないけど、映画を作った事実が残る。

作品がカタチになってしまっても、現実は終わりません。
自分がこれから何を見てゆけるか。
カメラはまだ手の中に在ります。町へ出なければ。

・山形国際ドキュメンタリー映画祭:YIDFF Official Site
http://www.yidff.jp/home.html
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2007/2/16

2007.1.25:5年目。審査会。森達也。  2007年
昨日、大阪・アメリカ村『URACIO』で、
・アメリカ村 裏CO2 カフェ『URACIO』
http://uracio.com/
森達也監督のトークショーがあると言うので、
めっちゃタイトなスケジュールにも関わらず、馳せ参じた。
イベントは9時終了なので、何にせよ間に合わなかったのだが、
久々の来阪なので、なんとか会いたかった。
9時少し前に会場に到着。
60人ほどの観客がひしめき合う店内は、スゴイ熱気だった。
怖ず怖ずと入場。
終わり間際にやってきた「コイツは何だ」と、
視線を集めてしまう。(*_*)
森監督が気付いてくれて、軽く会釈。
昨年7月の姫路での上映会以来だから、もう半年になる。
早いなぁ。。。
トークショーは、「天皇制」から教育問題にまで発展。
終了時間を延長して、会場はますますヒートアップ。
※とは言え、終始、和やかな時間でした。
30分ほど経ったところで最後の質問になって、
お開きの挨拶かと思いきや、
僕はいきなり森監督に呼ばれ、壇上へ。
「大阪の友達が、あの"西宮冷蔵"のドキュメンタリーを作って、
 今度、上映会をします!」と紹介された。(^_^;)
突然のことで頭真っ白だったんだけど、なんとか宣伝。
会場の反応は良かった。
はじめてお会いする[mixi]の"マイミク"さんや、
水谷社長と会ったことがある記者の方、
遠方からこのイベントの為に来られた方、
なんだか急に盛り上がってしまって、楽しかった。
2/18の試写会に来てもらえそう。
いい営業になりました。(^-^)
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