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2006/12/18

2006.11/15:陸橋、撤退  「西冷」日誌
昨日から今日、『西宮冷蔵』に伺った。
水谷社長の"鍋"をご馳走になるのは久しぶりだ。

先月末から水谷社長が、JR大阪駅前の陸橋に戻ってきていた。
カンパによる資金の目処がたち、
具体的な再建段階に入るため、店じまいしたのが2004年の2月。
同年8月から2ヶ月弱だけ陸橋で露店を再開していたが、
それ以後、陸橋での活動は止まっていた。
その後の2年間は、ほんとに様々な事があったが、
現在、『西宮冷蔵』再建はあと一歩のところまできた。

営業実務の指揮は、長男の"4代目"甲太郎さんが任され、
現場は、若手スタッフの頑張りにより活気がある。
水谷社長は、
「良い意味でも悪い意味でも、
 メディアによって自分は多少なりとも有名にしてもらった。
 自分が出ればまとまる話もあると思うが、それでは息子のために成らん。
 いまの会社を動かしているのは息子の営業努力の結果や。
 でも、ほんとの勝利のためにはあと一歩、もう二歩。まだ足らん」

倉庫が荷で埋まることだけが、戦いの勝利ではないのだ。

会社を甲太郎さんが支えるかわりに、
いま水谷社長自身は『西宮冷蔵』の看板を、違うカタチで背負っている。
「死んだらアカン」

来年、2007年の1月になれば"告発"から丸5年になる。
告発後の『西宮冷蔵』への【圧力】は、メディアが伝えてきた。
「"雪印"の解体」「国土省からの営業停止処分」「廃業」「陸橋での活動」
「カンパによる営業再開」「保税蔵置場不許可の神戸税関からの弾圧」、
そしていま。

水谷社長の5年。
「世の中、トチ狂ってきとる」
世界は、想像していた最悪な方角へハンドルを切った。
あからさまな社会派を気取ってるのではなく、もう目を逸らしてる場合じゃない。
僕もしばらく言葉がまとまらず、ブログでの発言を躊躇していたが、
もうダメだ。
「人間が動物としての本能を失った」
などと、識者めいた戯れ言で、
大衆を煙に巻いている優越感などに浸っている輩と連んでいる場合じゃない。

「このままでは、子供たちは殺されてしまう」
連日の"自殺"のニュース。いじめ。虐待。
実は、同様の問題を、いま自分自身も抱えてしまっている。

「失うものが無くなった者の強み」
と、水谷社長は再建への戦いを、
電気の止められた真っ暗な倉庫で杯を交わしながら
僕のカメラに向かって言っていた。
しかしそれは、絶対に"捨てない"ものがあったからだ。
「死んだらアカン」
これは決してカタチだけの言葉とは違う。

いま陸橋に戻ってきた時、掲げていたのは、
「"内部告発"仕掛け人。世直し請け負います」
これもポーズではない。
「いち『西宮冷蔵』の再建なんて、ちっぽけな目標に過ぎない」
今回の露店には、雪印の事件の件と、
自分が何者であるかの説明の張り紙は、一切、なかった。

その陸橋から、先週末、とつぜん撤退させれらることになる。
この夏頃から、陸橋での露店、ビラ配り、キャッチセールスなどの
行為が規制される様になっていた。
大容量のアンプとスピーカーで騒音公害にもなっていたストリート音楽や、
悪徳商法まがいのキャッチとかは、昔から確かにあった。
これらの問題は、何年も前から、
何度も曾根崎警察署によって取り締まりがあったが、
なんとなくうやむやになってきた。
しかし、どうやら今回は本気らしい。
一度、違反を見つけられた者はその場で誓約書を書かされ、
それが三度続いた場合、追放、逮捕の可能性まであると言う。

西宮からの帰り、大阪駅まで出て、陸橋に立ち寄ってみた。
閑散とした風景。
バッタモンの鞄屋のおっちゃんも、アクセサリー屋のお姉ちゃんも、
絵描きの兄ちゃんも、ビラを配る女の子も、皆みんな居なくなっていた。
日が暮れればまた状況は変わるのかもしれないが、
それでもあまりにも淋しい光景じゃないか。
往来する人々は、ただ世話しなく見えて。

「綺麗な大阪」
「美しい国、日本」って、こういうことか。

「儂、どうしたらいいんやろか。。。」

・京都・大阪スポットガイド−大阪駅前陸橋
http://www.kyoto-osaka.com/guide/spot/0007_ekimaeosaka.html

・松下幸之助の生涯 | 創業者 松下幸之助 | 社史 | 松下電器について
http://panasonic.co.jp/company/person/life/cl_0117.html

・街遊びモデルコース
http://www.tourism.city.osaka.jp/ja/mas/modelz/model006.html

・1 意外に身近に潜む悪徳商法
http://www.law.co.jp/okamura/aktoku/aktk01.htm

・僕の思うこと 〜ストリートミュージシャンへ〜 
http://leepi.milkcafe.to/p-essey/essay-streetmusic.htm
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