昨日は休みだったので、またまたビデオからDVDへのダビング作業をしていた。これが結構辛いんだなぁ〜。今の自分の好みのモノからダビングを始めたものだから、以前は好きだったが現在は興味の薄れたモノへとづんづんなって来る訳であります。
で、今日はついに『かぐや姫』をダビングするに至りました。。実は、高校生の時にギターを弾き始めるキッカケを作ってくれたのがなにを隠そう『かぐや姫』でありました。《神田川》《22才の別れ》は毎日のように弾いたものです。
同級生とバンドを組んでコピーをしてライブなんかもしました。
でも、ある日ある時、急にツマラナイ歌だなぁ〜と思ってしまって、そしたら急速に熱は冷めて行ってしまったのでした。
あれから何年たったのか、昨日のダビングに至るのですが、あんまり気が進まない。だったら止めればいいようなもんですが指はスタートスイッチを無意識に押してしまう。それにくわえてどういう訳なのか私はギターを抱えてテレビの前にこれも無意識にというのか自然にスタンバイしていた・・。 それから2時間『かぐや姫』と私のジョイントコンサートが始まった。
それが終わり私は悟った。彼等は私の音楽の親なのである事を。いくら嫌でもDNAに刷り込まれているのだと。 鳥の雛が最初に目にしたモノを親と思い込むのと同じだ。
そうか、それならもうジタバタしてもしょうがない。親ならば愛せば良いのですから。
時の流れか、それともやっぱりDNAかは分かりませんが、その時の時代背景も重なり一度はノメリ込んだ音楽は私の歴史でも有るわけです。大切にしなくてはと今は思っています。

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