★一昨日、関ヒトシさんとの会話の中で私的にショッキングな話しがあった。それは・・あの夕張市にあるカレーそば・カレーうどんで有名な《藤の家》が店を閉めてしまったのでは・・という噂があると。 で、早速夕張の皆川さんに連絡をとってみたら、なんと噂は本当だった。
店主が腰を痛め復帰の目処が付かず廃業となったようだ。 Woo〜ショック!
★私が高校生の時から食べ続けてきた《藤の家》のカレーうどんがもう食べられないとは。 脳に舌にDNAに刷りこまれた、あのカレーうどんがもう食べられないとは、なんと非情な、なんと残酷なことか。
もう食べられないとわかったら、やたらと食いたくなってきた。今すぐ食いたくなってきた。これは禁断症状なのかもしれないな。アァ〜ズルズルと汗かきながら食いたい。
★たかが小さな街の小さなソバ屋が無くなっただけじゃないの、少し大袈裟すぎるんじゃないの、代わりの店をさがせばと思う方もいるかとは思うが、そうじゃないのですよ。あのソバ屋《藤の家》は夕張と関係を持った者には夕張との接点であり、遠い記憶を呼び戻す起爆剤であり、市民にとっては在って当たり前の空気か水のような存在の店で、もっと言うならば夕張の宝なのです。
芦別の方ならわかってもらえるかな『赤シャツ』のラーメンがなくなった時の寂しさを、あれと同じだと思います。
『藤の家』はソバ屋なのですが、私は普通のソバを食べているお客を見た記憶がない、皆カレーソバかうどんを食べている。普通のソバ屋に近付くと鰹ダシの匂がするが『藤の家』はカレーの匂がプンプンとする。皆汗を拭きながら熱々のそれを無言でススル。
ちなみに関ヒトシさんはソバ派、私はうどん派。私、どうもカレーとソバはイメージ的に合わないと思っていて一度も試した事がなかった。今はそれも心残りだ。

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