Coffee / 貘 [BAKU]

アイルランドはダブリン出身のシンガーソングライター、ダミアン・ライス。今一番気になるアーチストの一人です。2004年に映画［クローサー］の主題歌に彼の曲が使用された事で世の中の注目を浴び、デビューアルバムはロングセラーになった。また、だいのマスコミ嫌いで宣伝活動がいやで失踪した事もあるらしい、シャイなのか変わり者なのかは判らないが？
そんなことで彼のデビューアルバム［Ｏ（オー）］をオーダーして、本日届いた。結果一曲目でやられた。静かで、穏やかで、美しいアコーステック仕立ての曲の内側には激しい何かが潜んでいる。とにかくセツナげである。あの天辰保文に「ずっと聴いていたいから、夜が明けないでほしい」と言わせたのも、なんとなくうなずけるアルバム。
最近ニューアルバムが発売になったようだ、それもやっぱり気になる。

そしてもう一人気になるアーチストは桑名晴子。こちらはまた後ほど。

［3月31日(土)／瀬戸口正樹ライブ］が決定しました。98年からソロ活動を開始,3枚のオリジナルアルバムを発表。北海道を拠点にし、地方からの発信をテーマに精力的に活動中。年に数回の全国ツアーもこなす29才。最新コラボアルバム「ANOTHER ROAD」をひっさげて芦別BAKUに登場。きっと新しい風を吹かしてくれるでしょう！

先週、風の強い日に、店の庭に設置していた小鳥用（スズメ）の給餌場が壊れてしまった。 設置してからだいぶ経っていたので、かなりくたびれていた事もありこの際と改築をした。そしたらまったくスズメが来なくなってしまった。すぐ近くの木にはウラメシそうにチュンチュンと鳴いているのだが、全然近寄って来ない。なんて用心深いのだろうと一瞬思ったが、これも自然の中で生き抜く為の本能なのだろう。あれから一週間がたった今日、もたもたしているスズメを横目にヒヨドリが一羽偵察にきたかと思うと直ぐに大群で押し掛けて来て、餌のパンくずを食べ尽した。それからやっとスズメ達は安全と確信が持てたのかヒヨドリの食べ残しをツツイテいた。さて自分はヒヨドリか？スズメか？それとも遠くでそれをじっと見ていた猫か？

一昨日は義父の七回忌だった。個性の強い人だったので今でも居るような気がする。母も高田渡さんも四月に三回忌だが、こちらはいまだに実感がない。こんな事で年月の流れを感じる今日この頃です。※昨夜は次の日が休みだからと録画しておいたグラミー賞を朝まで見た。今年のグラミーはDixie Chicksの一人勝ちだったね。たっぷり昼すぎまで寝たせいで、今夜は眠れない。

ずいぶんと時間をかけて読んだ本がある。そんなにぶ厚い本じゃないのだが、重い。《日垣隆・そして殺人者は野に放たれる》街中の人波の中に毒蛇を放つような医療、精神鑑定、法律の無能力さに驚く。これでは殺された者はまさに犬死にである。理不尽である。（ 刑法39条・心神喪失者は罰せられず。心神耗弱者は刑を減軽される。）がテーマの本である。罪が有るのなら罰が有って当然、、と本のオビにあった。その通りと思う。時間のある時にでも読んでほしい本です。
※昨日は函館を拠点に音楽活動をしている「ひのき屋トラベリングバンド」のワタナベ氏が来店してくれた。和太鼓、篠笛、ギター、パーカッションの4人組バンドでフランス、ギリシャ等の海外公演もしていると言う。CDを聴かせてもらった。純和風かと思ったら多国籍な感じの音楽でありました、いい感じです。ギターのワタナベ氏は30代前半とまだ若いのに昔のフォークが好きだと言う気さくな好青年でした。
北海道を代表するバンドとして活躍してくれる事を期待しますし、ぜひ生で聴いてみたいバンドです。歳のせいかこの頃、こういう音楽にやられます。