三条陸版フレッシュプリキュア〜閃光の章〜その2です
その1はこちら
http://black.ap.teacup.com/ayrtonmoa/1435.html
正直、今回の話をパロディにするのにかなり悩みました
漫画史に残る名台詞をパロディとはいえ、他のキャラが口に出して良いものかと・・・
けど、やっぱりこのシーンをカットして次の話へ行く事は出来ないと実感しました
それでは、はじまりはじまり・・・
日本全土に打ち付けられた柱
その天辺に備え付けられた闇の爆弾『滅砕弾』
爆弾の威力は6つで日本全土が消滅するほどのもの
止める方法はひとつ
光の力をもって、爆弾そのものを封じ込めること
カオルとアズキーナが1本目の柱の爆弾を止めた
柱は残り5本、残り時間は・・・5分
モニターを見てメビウスはほくそ笑む
「・・・あと5分足らず!もはや手遅れだ!」
「・・・どうかな・・・」
体を起こそうとするキュアピーチ
「・・・キ、キュアピーチ!」
「・・・えへへ、ついにラビリンスの総統サマが私の名前を覚えたんだね・・・」
「・・・・」
ぐいっ
メビウスはピーチの胸倉を掴んだ
「・・なぜそう諦めが悪いのだ?勝てぬものは勝てぬ。すぐそう悟れる者の方が幸せなのだぞ・・・すこしはイースを見習え!!」
ドシャッ!
メビウスはピーチを地面に叩きつけた
「・・・イース・・・せつなか・・・せつな・・・何年生きられるのかな?
ラビリンス人だけど私達と同じ寿命なのかな・・それとももっと長生きするのかな?」
「・・・何の話をしている!!」
「メビウスさん・・・あんたは何年生きられるの?何千年?何万年?それとも死なないの?」
ピーチの問いにメビウスは答えない
「あんたも・・あのヴェルザーって化け物も相当寿命が長いんだろうね・・・
それに比べたらきっと私達人間の一生なんて、一瞬の花火みたいなものよ」
「・・・・」
「さっき、カオルちゃんの話を聞いたら・・・思い出しちゃった子供の頃の事を・・・」

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