今日は天皇賞出走予定18頭を50音順に紹介します。
()内の名前は騎乗予定騎手名です。
アイポッパー(藤田)・・・すっかり長距離砲として評価が定着したサッカーボーイの子。条件戦からジワジワと力を付けて遂に頂点まで上がってきた。阪神大賞典でも自分から動く競馬で2着。力はここでも通用する。
アドマイヤグルーヴ(武豊)・・・牝馬の出走自体少ないが、3200m戦でのスタミナ勝負(ここ数年切れ味勝負になっていない)はいかにも厳しい。せめて上がりの競馬になれば一矢報いる事が出来るかもしれないが。
ウイングランツ(松岡)・・・ダイヤモンドS制し、長距離戦線に名乗りをあげたが、続く阪神大賞典で力の差を露呈してしまった。
サクラセンチュリー(佐藤哲)・・・若い頃から高い素質を秘めていたが、最近になって漸くそれを発揮できるようになってきた。阪神大賞典4着で一気に評価が下がったが、今回は主戦騎手に戻るだけに勝利の目はある。
ザッツザプレンティ(岩田)・・・宝塚記念の後、屈腱炎を患い長期休養。復帰戦の大阪ハンブルグCは先行してバテるという内容の無いものだった。が、かなり余裕のある状態での出走だったので上積みは必至。当日の馬体に注目。
シルクファイマス(四位)・・・去年は宝塚記念2着、有馬記念3着。力、実績ともに十分。前走京都記念の敗因は道悪と明らか。良馬場はら実力はナンバー1。
スズカマンボ(安藤勝)・・・ダービー5着、菊花賞6着と力はあるのだが、どうも不器用でレースの流れに乗り切れなく、追い込み届かずの内容が続いている。
チャクラ(後藤浩)・・・最近格下相手でも取りこぼす。相変わらず上がり34秒台前半の切れが無い。
トウショウナイト(武士沢)・・・500万平場を勝ってから1、1、2、2と安定した成績。しかも2着2回はGU。切れが無いがバテ無い。スタミナ勝負のレースになるなら最大の惑星となる。
ハイアーゲーム(吉田豊)・・・得意の左回りのGVで格下相手に取りこぼした。上積み疑問。
ハーツクライ(横山典)・・・去年秋は大スランプに陥ったが、今年緒戦の大阪杯2着で復活の兆し。しかし、この馬は前哨戦だけ走る傾向にある。2400mを越える距離の適正にも疑問が残る。
ヒシミラクル(角田)・・・2年前の天皇賞馬。切れ味勝負では全く話にならないが、持久力勝負なら文句なく最強。京都記念で久々に良い内容のレースが出来た。4度目の奇跡が起こるか!?
ビッグゴールド(和田)・・・今年ハナを切るのは恐らくこの馬。『終わった馬』と思われていたがオープン特別を連勝。今回も人気が無いだろう。ファンを唖然とさせる逃げ切りを狙う。
マイソールサウンド(本田)・・・マイルから少しずつ出走レースの距離を伸ばして遂に3000mの阪神大賞典を制覇。自分から勝ちに行く競馬で乗り切ったのは大きいが、GTとなると誰も彼も勝ちに行く競馬をする。
前走よりも厳しい競馬になるだろう。
マカイビーディーヴァ(ボス)・・・欧州最強牝馬という触れ込みで超弱小メンバーのエイプリルSで惨敗。あれが実力なのか、それとも南半球独特の『フェイク』なのか?とりあえず押さえていたほうがよさそうだ。
ユキノサンロイヤル(小野)・・・8歳して初重賞制覇の苦労人。課題は出遅れる事、久々の輸送。速い時計の競馬。克服すべき内容は多い。
リンカーン(福永)・・・去年の大波乱を生んだA級戦犯。自分から動ける力が無いのが最大の弱点。人気しすぎるなら嫌ってみても。

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