携帯でブログを書くこともあるんですが、書きかけのまま放置されているネタが結構ある。
そんなネタを改めて読んでみると結構前に書いたものもあるので何だか古い作文見てるみたいで若干恥ずかしめの内容もちらほら。
今日はそんな物置の奥で誇りをかぶっていたネタを使ってみようと思う。
ちょうど一年前ぐらいに書いたネタだ
#ここから#
最近の若者に一言物申す(さっそく説教臭い)
仕事で色んな大学の学際のライブにいったりする訳ですよ。
上手いバンドもいたり、まあそうじゃないバンドもいたりする。
別にそんな事はいい。音楽なんて楽しくやれてりゃいいと思うし、下手かろうと上手かろうとそれは本人の自由。そのバンドを見るかスルーするかは客の自由な訳で。
ただね、一つだけ解せない事がありまして。
ある大学の学際で音響をさして頂いてた折、あるバンドのボーカルの方が喋り声よりも小さな声で歌うもんだからさあ大変。
小さな部屋の中でドラムもギターもベースも大音量で鳴っている中で、このウィスパーヴォイスを通すというのは至難の技でありぶっちゃけ不可能に近い。
音響をかじった事ある方かある程度バンド経験のある方なら分かって頂けると思うんですが本当に厳しいんです。
ええ、そりゃこっちも必死で出そうとしましたよ、あの手この手でハウリングマージン稼いで、何とか聞こえ・・・・・なくもない、ぐらいのレベルまでは持っていかして頂きましたよ。
まあね、ボーカルさんがしっかり歌うのも囁きで歌うのも、ぶっちゃけ本人の自由。我々はその与えられた状況で結果を出すのが仕事であって、ボーカルに説教垂れるのはお門違いという物ですから。
ただどうしても解せない事が一つ、そのバンドのメンバー(ボーカルではない)さんが終わってからメンバーの方が僕に喋りかけて来たんですよ。
で、その方が僕に言う訳ですよ「すんませんね(笑)うちのボーカルあんな感じ何ですよ」
・・・・・まあ、何と言うか、めい一杯控えめに言わせて頂いくと呆れましたね。
何故それを俺に言うのか。何故それをボーカルに言わないのか。
さっきから解せない解せないと言ってるものの、最近の若い人達を見てると何となく解せてしまう気がします。
きっと言いたくても言えないんでしょうね。言って傷付けたり、怒らせたり、嫌われたりするのが怖いんでしょうね。
一生懸命(?)やってるバンドのライブでボーカルの声が聞こえない事よりも、関係が拗れる方が怖いんでしょう。
ただこれはあくまで俺の憶測であり、これ以外の理由があるかもしれないし、そうであって欲しい。
仲間に注意するのは確かに怖いし、むしろ何の躊躇も無く出来る人間ってのも、それはそれで問題があるような気もする。
それでもやっぱり言ってあげるのが仲間であり、友達であったりするんじゃないだろうか。
そんな事一つすら言えないような関係でいいのか?いいのかもしれない。
しかし音楽でも何でも何か一緒に良いものを作ろうという関係の中ではどうだろう。まあ、良いもの作らないのならいいか。
まあ、これも自由ってことですかね。
もう一つ気になる事、それは色んな学生さんがいる中で、部外者である我々から見て、学生さん達の上下関係がさっぱり分からない事。
皆さん仲良さそうなのは結構な事ですが、それなりの人数がいる集団の中で、こういう状態というのは違和感を覚える。
その結果が、遅刻する方々が続出しても、誰も咎めることはない。
遅刻せずに来てる方々の中にはこれをよしとは思っていない人もいるとは思う。
でも言えないんだろう。
縦の繋がりが曖昧で、横の繋がりすらも希薄な集団構造に、現実の社会との決定的なズレを感じてしまうのは俺だけだろうか。
少なくとも自分の頃までは、昔程では無いにしろ上下関係という物は確かに存在した。
その中で、大事な時に遅刻してくるような者がいれば問答無用で粛正されることは当然の習わしとされていた。
最近はそういうのはナンセンスなんだろうか、しかし社会に出ればやはりそれは当たり前の事として行われている訳でナンセンスも何もという話しである。
音楽のとは直接関係ない事ばかり気になってしまうのは、歳取ったせいだろうか。
#ここまで#
かなり怒っているようです。怒りでフォントが若干震えているように見受けられます(それはない)
個人的にバンドのメンバーに何か言いいたいけどそのまま飲み込んだってことは記憶に無い。
まあ自分の場合そこまで気を使う必要の無い人としかバンド組んだこと無いというだけ。もしそんな状況に置かれたら自分ならどうするかは分からない。
唯一つ言えることは、そういう工程を放棄してしまったバンドに明るい未来は無いという事だろうか。言い合いが激化し過ぎて解散というパターンもあるけど。
「最近の若者はなっていない」という言葉が紀元前3000年のエジプトの石版に残されていたらしいけど未来永劫この慣例は続くのだろうか。
以上、書きかけの古ネタ発掘のコーナーでした。

0