今日の一本。

エレヒード セレクション 赤
イタリア
これを飲んだときは、盆で知人とスレイヤーの新作とジャーニーのエスケープツアーのDVDを鑑賞しながら飲んでいた。飲んでいたワインが空いてしまったので、こいつを投入。まず知人が最初に口を付けた。
「がはぁ!!」
血を吐きながら倒れ痙攣を繰り返す友人。皮膚はただれ始め、もはやその眼からは生気が感じられない・・・・・・程酷くは無いが、苦しそうだ。
知人はワインが苦手なわけではない、俺も恐る恐る口を付ける。
「もげーーー!!」
血を吐きながら倒れ痙攣(以下省略)
とうとう地雷を発見してしまった。二名の尊い犠牲者を出しつつ。
以前にもイタリアワインには癖の有るモノがあったけど今回のはクセなんて表現では到底足りない、
むしろ破壊力、いや殺傷力だ。耳掻き一杯でマウス何匹殺せるとか言う類のモノ。
口に入れた瞬間広がるケミカルな香り、慌てて飲み込んだ後も口内の汚染は深刻で形容し難い意味不明な後味が残存し続ける。
無理だ。飲めた代物じゃない。
もし俺が孫悟空だったとしてこれのワインが超神水だったとしても絶対飲まないだろう。この不味さの前では己の強や、世界を救う事など取るに足らない。
この日の晩飯に使った玉ねぎ葱が半分以上腐っていたことすらもどうでも良くなる。
イタリアではNo1テーブルワインとして愛されているらしい。これも文化の違いか・・・イタリアに行く時にはテーブルワインだけには注意しよう。エレヒードが混入しているかも知れない。
本日のワインは
「ネタにはなったけど、買ったワインが不味いとやっぱりへこむ。」の方向で・・・

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