前の家でも実現出来なかった「DVDとセンモニのコラボ」
必ずしも最良の結果をもたらすとは限らないが、やってみる価値は有りそうだ。
その前にDVDでフルスペックハイビジョンの映像美を堪能するとしよう。(ソフトはブラガの「イマジネーション・スルー・ザ・ルッキング・グラス」)
・・・・・何だこれは?
画面を多い尽くすブロックノイズの嵐。
ハンズィのお腹の曲線美を全く再現出来ていない。
なぜだ・・・・・む?確かこのソフトは映像記録方式がPALだったはず。旧式のブラウン管テレビでは対応出来ないのでプレーヤーでNTSCに変換して再生さしていた。それが画質に悪影響を出しているのかもしれない。
一応補足説明。
二つの映像方式の違いは1秒間に表示されるコマ数の違い
PAL〜秒間50フレーム、主にヨーロッパ諸国で採用
NTSC〜秒間60フレーム、主にアジア、北米、南米で採用。
コマの数ではNTSCの方が上なので綺麗な画質が望めそうだが、一枚一枚の画質はPALの方が上らしいので、にんともかんとも。
今まではPALをNTSCに無理やり変換していた為に、何フレームかのロスを生んでいたはず。
それがこのアクオスなら、どんな映像方式にも対応してるはず。
デッキを変換しないモードに切り替え再生してみる。
うーん、綺麗にはなってるけど、まあこんなもんかな。
要するにに地デジの方が画質は圧倒的に上。恐るべし地デジ。
そりゃDVDと比べて倍程の解像度(DVDデッキの再生能力、DVDソフトに記録れてる画質によっては変わる)が有るわけだから、当然と言えば当然。
因みに、デジタルハイビジョン放送を、画質を落とさずにDVDに入れようとすると、一時間ちょっとしか入らないらしい。
テレビの能力が下手に高いもんだから、見えて欲しく無いアラの部分までも鮮明に再現されてしまう。
こうなってくるとDVDデッキも買い換えが必要か・・・・・
いやいや、今回はあくまでオーディオの話、それはまた追々考えるとしよう。
取り合えず、DVDデッキからはオプティカルケーブルで5.1chスピーカーに繋ぎ、アナログアウトにセンモニを繋いで再生してみる。
おおっ!これこそ純度100%のセンモニサウンド・・・・・ってダメじゃん。
言い換えればサラウンドスピーカーが全く機能していない。(音は出てるけど聞こえない)
まあスピーカーの大きさ差がビルと掘建て小屋ぐらいあるので、考えてみれば当たり前の話し。
音量を調整し再トライ。
うーん、バランスは良くなったけど、新たな問題が発生した。
センモニが観客の声までダイレクトに再生してしまってる。
本来フロントLRの役割を果たすポジションにあるセンモニが、只のアナログアウトに繋がっているため、2chミックスの状態で再生されてしまっているのが原因だ。
これでは本来の5.1chサウンドは正しく再現出来ない。
試行錯誤した結果、DVDデッキのアナログアウトを5.1chのフロントLRに切り替えるモードを発見したので、このモードで再挑戦。
よし。これで臨場感は格段に向上した。
よし、これで完璧。メイデンの「ロック・イン・リオ」を満喫するか・・・・・あれ?何、この霞み掛かったような音は?
ドルビー5.1chなら問題無いのに、DTSにした途端にダメダメになる。
後、Rチャンネルが何故かLチャンネルより大きくなってしまう。
問題はまだまだ山積だ。
そして何より、これだけ苦労したにも関わらず、結局センモニだけで再生した方が俄然良い音になってしまうのは、嬉しいような・・・・・嬉しいような。ウヒヒッ
要するにセンモニを五本そろえろってことなのか。
無理すぎ。

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