これ作ります↓
タイムドメイン Yoshii9 価格 ¥315,000(税込)
タイムドメイン理論を全く理解しないまま、タイムドメイン方式の“俺スピーカー”自作します。
まずは材料の調達。近所で手に入らないものはネットで注文した。
ユニット SA/LAB SA/F80AMG ¥7700
吸音材 ニードルフェルト ¥1600
ケーブル ライカル電線 RSCB 0.2 Sq 11.0m ¥1000
残りの材料は近所のホームセンターor¥100均で調達。
耐震マット(ゲル)×2 ¥300
寸切りネジ×2 ¥740
アンカージョイント×2 ¥800
番線(針金) ¥200
鉄アレイ×2 ¥1800
フカフカの絨毯×2 ¥800
塩ビパイプVP100(85cm)×2 ¥5200(実質¥2600)
バッフル用木材(MDF) ¥1900
ラッカースプレー(アイボリー)¥300
合計¥19740
ホームセンターを数件回ったぐらいで粗方揃ったけど、
塩ビパイプだけがどうしてもみつからない。
塩ビパイプとは、要するにに
“水道管”に使われる灰色のプラスチックで出来た筒。
で、これを何に使うのかと言うと・・・
何とこれをエンクロージャーにしてしまうのです!
どう?ちょっとテンション下がるでしょ(笑)
まあこんな構造のエンクロージャーを木で作るのはまず無理な訳で。本物のYoshii9”も木じゃないらしいし。
しかし侮る事なかれ。この塩ビパイプ、自作スピーカーの素材としてはごく一般的な物らしく、それこそ俄仕込みの素人がガタガタで隙間だらけのエンクロージャーをこしらえるよりはよっぽど具合がいいらしい。
がしかしである。
無い!どこを探しても
塩ビパイプVP100が売って無い。
因みに塩ビパイプには
“VU”と
“VP”があって、VUが排水用でVPが吸水用に使われるらしく、吸水のほうが圧力が高いのでその分厚く作られている。数字はパイプの太さの規格。
という生きて行く上で全く必要の無い教養を身につけながら、ホームセンターを回りまくるものの・・・無い!
VU100は大抵の店で扱っているものの、VPはあっても10〜40まで。
何故だ!単純に考えて排水する分吸水もいるはず。どう考えてもバランスが・・・・・まてよ、ひょっとして水道工事業者がパイプ代を浮かす為に、吸水にVPより安いVUを使っているんじゃないのか?水圧なめんなコラー!
と、水道工事業界に鋭いメスを入れつつ、無意味に芝刈り機の排気量をチェックしながら、
来店前に電話でわざわざ「VP100ありますか?VUじゃなくてVPですよ?」って再三確認してるにも関わらず、見事にVUを出してくるオバチャン工作員の罠にもめげず、ホームセンターを回る、回る、回る・・・
そしてついにあった!水道管業界の腐敗から逃れた唯一の抵抗勢力店が!
・・・・・あるにはあったんですけど
さすが業務用ホームセンター。サイズも業務用(4m)。トホホ・・・
嘆いていてもしょうがない、85cm×4にカットしてもらって持ちかえる。
塩ビパイプVP100(85cm)×2欲しい人いたらメールください。
水道管以外にも、ちょっと固くて長い枕や、護身用、又はバズーカ的な物として流用可能です。
ただでさしあげます。ってか頼むから持って帰って下さい。邪魔でしょうがない(涙)
と言った所で、次回はバッフル、土台製作編。

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