今日はすごく寒い、寒い日にはゲームだ。
ゲームをすると寒さを忘れる、お腹も一杯になる、身長が伸びる、女の子にもモテル、お金がたまってしょうがない、そんなわけでとにかく4面だ。

基本的に1面と同じ構成だが敵の動きが段違いに速い。とうとう悪のギャング団も狂人エリオットに本腰入れて挑んできたようだ。
だが今のエリオットには心強い仲間達がいる、ハイスピードギャング達の猛攻に耐えながら先へと進むエリオット組。チンピラを蹴散らし的のギャング会本部にたどり着くとマシンガンで武装したBOSS組長が待ち構えていた。
正直弱かったので盛り上がりに欠けるがとにかくクリアだ!
抗争に勝利したエリオット一座に最早敵無し、矢でも鉄砲でもサイヤ人でもかかってこい!カモン5面!!

・・・・・「Why?」
鉄砲玉から組長、そして
赤ん坊の世話までこなすマルチプレーヤーぶりには正直参る、降参してリセットしたくなるぐらいだ。

左ベイビー 右エリオット
赤ん坊を乳母車に乗せて散歩中のエリオットだが、そんな時にもギャング団は攻撃の手をゆるめてはくれない。
この乳母車、自走機能があるらしくギャングなどお構い無しに真っ直ぐ画面下に進んでいく。壁にぶつかるとベイビーが危険なのでうまく
体当たり(!)して誘導する必要がある。この誘導が厄介で、時には先回りしないとすぐ壁にぶつかり転倒してしまう。正直ギャングにかまってる暇は無い。
しかしこの乳母車、ギャングの
銃弾はほとんど効かないのに少しでも壁に触れただけでゲームオーバーになる

作戦?・・・・このとんでもなく厄介な乳母車に体当たりを繰り返しながら何をしたかったのだろうか。因みに、このステージには仲間も参加しない。まあこんな
デンジャラスかつ意味不明な作戦に参加する者は誰も居なかったのだろう。狂人エリオットに姑息な作戦など必要ないのだ。
なんとか乳母車を無事誘導し、5面もクリア。サクサクいってみよう
・・・・・・きたコレ、これよ!これぞアンタッチャブルよぉ!
エリオットも作戦と言う物のの無意味さに気づいたようで、正攻法に切り替えてきたようだ。

なかなか燃えるシチュエーションだ。
「撃てぇ!撃ち殺せぇぇ!火を放つのだ!」
興奮しすぎて見事人質に命中。

しかしそこはエリオット、部下と示し合わせ報告書を操作し事実を隠ぺいすることなどは彼にとって造作も無いことだ。恐ろしい男である。
もう一人の男もサクっと殺っちゃって6面クリアー

いよいよ黒幕との対決である。一つ気になるのは何故撃ち殺すのでは無く、屋上から落とすのか。考えられることは、この殺しも実はヤバイ殺しで屋上から落とすことによって自殺に見せかける(彼ならやりかねない)のか、黒幕のボスも5面の
乳母車と同じ属性で銃弾があまり効かないのかもしれない。これは厄介だ。
最後の戦いはエリオットらしく単騎で突撃だ(仲間は先の妙な作戦に付いていけず誰も居なくなった)
ボス登場
撃つボス
そして落ちるボス
法の下で裁きたかったのかと
ボスは「暗黒街の帝王」アル・カポネだったのかと・・・・
THE END FINAL SCORE 17740点
3回に渡って続いた「アンタッチャブル」でしたが、正直終盤はダレました。グダグダです。ファミコン後期に発売とあってグラフィックはそれなりです。ストーリーはアルカポネとそれを追うFBI特別捜査班「アンタッチャブル」との戦いを描きたかったようですが、そんなこと全く知らない筆者にとって火の玉男エリオットはデンジャラスでクールでミステリアスな魅力を持った素晴らしいキャラクターでした。続編が出ることはありえないでしょうし、仮に出たとしてもワゴンセールで投売りされでもしない限り買うことは無いと思いますが。
しかしこの頃のゲームにはゲームが全てを与えるのでは無く、遊ぶ側に自由に創造さしてくれる良い意味での隙間があったと思います。これは現代の大手メーカーによるストーリーもグラフィックも完璧に作りこまれた大作ゲームでは味わうことはできません。
プレーヤーの数だけ、ストーリーそして遊び方が有る。今のゲームを否定するわけではありませんが、ゲームに在りがちな受動的な遊びではなく、こちらからゲームにアプローチして楽しむといったゲームがあっても良いと思います。そんな昔のゲームの良さを思い出さしてくれる内容だったと思います。
今後の批評についてですが、タイトルは基本的に筆者に独断で選んでいくつもりですが、リクエストなどがあればお答えできるかもしれません。
「こんなゲームをレビューしろや!」
「このゲームをクリアしてみんかい!」
「NEWWWWWWWWWWWWWWWWWW!!!」
などのご要望があれば是非カキコしてください。
出羽!

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