俺のギター以外に関する機材の歴史をさかのぼってみると
MT-2→TS9→MT-2→MT-2→MP-1→JMP→GT-5→MT-2→5150(今ここ)
という具合になる。
様々な機材をつかってきた結果、特に最近の傾向として一つの方向性が見えてきた。
それは
「どんな機材使っても結局似たような音作りをしている」ということ。
特に最近そう感じる。あれこれあれこれ調整してる内に、ある特定の方向に向かっていることに気付く。
それがどんな方向性かと言うと・・・・・ガッツのある音と言うか腰のある音というか、まあ俺の稚拙な文章力では表現できません(涙)イメージではあるんですけど。
でも何か違うんですよ。限りなく近付きはすれどたどり着かない。
近づきはすれど・・・理想の音にはならず・・・か。
そんなことを菩薩の拳を作りながら考えるもやはり答えは出ず。
ならば行動あるのみ。
秘儀
O・TO・NA・GA・I!
ENGL SAVAGE120
やはり車とビールとアンプはドイツ産に限る、このでかくて重くてタフなデザイン、神社に置けば賽銭箱としても使えそうだ。
そして実際重い!余りの重さで把手が破壊されてる(笑)こいつ専用のキャビは63kgあるらしいがマーシャルの1960でも36kgだというからいったい何使ったらこんなに重くなるんだろうか。
アンプに火を付けると中の真空管が光り何とも綺麗・・・・・なはずなんだが、その何倍もの輝きを放つ謎の物体が2機。
真空管にしては光り過ぎてし、これじゃ殆んど電球だ。このアンプのサウンドにはこの電球が必要不可欠なのだろうか。
あと専用のフットスイッチがあって、これ自体はかなり多機能でいいんだけど、接続ケーブルがかどう見ても・・・・・パソコン用ケーブルだよねコレ(汗)
25pinというと10年以上前のプリンタケーブルぐらいしか思い浮かばない。何故わざわざこんなマニアックなケーブルにする必要があったんだろうか。ひょっとしたらドイツではこのケーブルが主流なのか。いずれにしろライブのリハ中に切れたりした時は時は楽器屋では無くパソコンショップに走らねばならない。
一般的に余りパッとしないメーカーで、使用アーティストもリッチー・ブラックモアを筆頭にスティーブ・モーズ、マーティーフリードマン、ヴィクター・スモールスキー、アンドレ・オルブリッチ、パトリック・ヤンセン、ディムボガーのギター等々と、リッチー以降はかなり怪しいラインナップになってしまう(苦笑)
日本での認知度もかなり低い。実機を見たことある人すらまばらではないだろうか。
アンプのネーミングのセンスも
・INVADER 侵略者
・SAVAGE 野蛮人
・POWERBALL 力玉
・Fireball 火玉
・Screamer 叫ぶ人
と、かなりのアッパー系。
色んな意味で、マーシャルやフェンダーの様なメーカーには決してなることは無いアンダーグランド一直線なメーカーだが、こういうメーカーに興味を持つ人間も確かに存在する。
事実俺自身もそうで、そんな不器用な生き方しか出来ないSAVAGE120というアンプが、ENGLというメーカーがいとおしくて堪らない。
あとはいい音がすれば文句なしだ。

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