ってゲームが日本でもサービスを開始するそうな。原産はアメリカ。
内容はいわゆるシム系のゲームで、プレーヤーは仮想都市の中で生活し、職を探して働いたり、店を持ったり、服や家を買って、ゲームの中で正にセカンドライフ≠満喫することが出来る。
ゲームの中には実在の企業やお店が存在し、仮想空間にリアリティーを与えている。
仮その想都市には他のプレーヤー達も生活をしており、様々なコミュニケーションを取ることが出来る・・・・・らしいよ。
というのも、俺自身この手のMMORPG系(FF11何かが分かりやすいか)はあまり相性が良くない。
あの手のゲームって、結局時間かけた分だけ強くなる訳で、5時間の人より10時間、10時間の人より50時間、50時間の人より・・・みたいな。
「世界一暇なヤツが世界最強」ってのも、いかがな物かと。
まあどんなゲームでも、強くなる(セカンドライフの場合は金を稼ぐ)には、ある程度の時間をかける必要はあるけど、それだけで殆ど全てが決まってしまうゲームだと暇じゃないプレーヤー達は萎えるよ。
かつてのストUや、ロードランナー、ゼビウスといったゲームには
“神”と呼ばれる男達が確かに存在した。
そいつらも散々やり込んだからこそ手に入れた強さ、上手さだったんだろうけど、そこには一般プレーヤー達がどれだけ時間をかけようとも越えられない壁みたいな物が確かに存在していた。
スポーツや勉強と同じで、同じだけ努力したとしても結果は同じになるとは限らない。
不条理ではあるが、それが
“道”に深みを与えている。
そう考えると「時間をかけただけ強くなれる」ってのは一見すると平等な仕組みとも思えるが、実際にはそうでは無いんじゃないだろうか。人間暇なヤツもいればそうでないヤツもいるし。
じゃあこの手のMMORPGは、暇な人間にしかウケて無いのかと言われればそうでもない。
そんな暇の無いプレーヤー達はどうやってゲームを楽しんでいるのか?
時間を金で買うのだ。
話をセカンドライフに戻す。アメリカて生まれたこのゲーム、既に本国では億万長者が誕生している。
土地を転がし、一年間で一億円程儲けた。
ゲームの中でとは言え、勝ち組の仲間入りを果たしたオッサン。
素直に「おめでとうオッサン!」と言ってやりたいところだが、驚くべき事にオッサンの手に入れた一億円というのは、ゲームの中のお金では無く現実の一億円だったのだ。
これはリアルマネートレードというやつで、暇なプレーヤーはゲームの中でのお金や、強力なアイテム、育て上げたキャラクターを、暇じゃないプレーヤーに現実のお金で売るのだ。
それも、かなりの金額で。一度ヤフオクなどで観てみれば分かる。
実際には存在しない家を、実際のお金で買ってしまう人の気持ちを理解するのは難しいかもしれないが、そのゲームをプレイしてお金を貯める時間に支払う対価だと思えば納得がいくような、いかないような。
このゲームが日本でも流行るかって言うと多分流行らないだろう。
なぜかって?
それはね・・・・・
キャラが全然萌えないから。こりゃダメだ。

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