メシュガーライブ行ってきました。
客の入りは上々、オーペスの半分くらいだが大したもんだ。
開演20分くらい前からロッド・スチュワートが延々とループされる。
途中からポリリズムになるリミックス版か?と勘ぐるも、何の変哲も無いロッド・スチュワートだった。メンバーが好きなんだろう。
メンバー登場、意外にもイェンス格好良い。変てこなパフォーマンスや表情も妙に填まっている。
会場の音量が多少小さい気もしたが、その分全ての音がくっきり聞こえた。
特にボーカルがクリア、何言ってるかは分からないけどクリア。自分でも何言ってるか分からないが。
演奏は前評判通り完璧、タイト過ぎ。だがそれ以上にタイトだったのが照明。
リズムはおろか、キメや、リフにまで完全にシンクロ。ドラムに照明用のトリガーが仕込んであるんじゃないかと勘ぐってしまう程の高精度。今日のMVPは照明スタッフで決まりだ。
バーンにBest Lighting operator部門があったとしたら是非彼にあげたい。
ライブ中、足元に靴が落ちているのを見つけたので周りを見渡してみると、片方靴が無いままモッシュしてる兄ちゃん発見。
肩を叩いても気付いてくれないので靴で殴ったら気付いてくれた。
めっちゃ喜んでくれたけど、靴に入れてた鍵も無くしたらしい。
しらんがな。
クレイジーな外人がどうみても3列ぐらいしかない最前列に果敢にもダイブを試みるのが印象的だった。
勿論殆んどが失敗していたので、成功したときはメシュガーそっちのけで歓声が上がる(笑)
外人の客が結構来てた。でもやはりというかどちらかと言うと理系っぽい外人が目立つ。
でもこのクレイジーダイバーはどう見ても只のアホ系。
そのアホな外人が靴無くした兄チャンを勢い良く前例から引き剥がしたと思うと、その直後に、「Sorry,Sorry...」言いながら丁寧に列に戻してた。
ツンデレ文化は遂に異国の地にまで浸透しつつあるらしい。
しかしこのクレイジーダイバーですらマナーは守ってたし皆健全に暴れてた。
海外でのメシュガーファンのライブでのノリはスラッシュメタルバンドでの体育会系のノリと然したる差は無いらしいが、日本のメシュガーファンはもっと大人しくオーペスのファンっぽい(事実オーペスTシャツの着用率は高かった)ノリだろうかと予想していたが、以外にも前列は中々の暴れっぷり(後ろはどうなってたかしらんが)
そんな場の熱気に釣られ、久々にぐちゃぐちゃになってる最前列に突入を敢行・・・・・するも程なくして帰還・・・・・歳取ったなぁ(涙)
MCでイェンスが「お前らのパンツにはシットが云々してるか?」的な事を言ったら隣にいたニャカヤマが元気一杯「いぇぁ!!」と答え、イェンスも苦笑いしてたのが印象的だった
CDでは理解不能だったパートも生で聴くとアクセントとかがはっきりしてて分かりやすいことが判明。
それでも分からなくなった時はイェンスの奇妙なヘドバンに合わすか、照明に合わせればいい。
メンバーがインタビューで語っていた心地よい変態ポリリズムの意味が少しだけ分かった気がする
そのお返しにアンコール時のメシュガーコールに2拍3連で手拍子を付けてみた。
オーペスの時と違って満足感は十分。
やっぱアングラなライブは暴れてなんぼでしょ、という事なのか。
正味今年クワトロで見たライブの中ではベストと言える内容だった。
ライブ終了後はBOBと合流し、餃子専門店→鉄板焼屋のコンボ。両方とも狭いがいい店だった。またいこう。
酒はそれ程じゃない、にも関わらず“おっぱい”を連呼しながら東門街を歩くおれはきっといい気分だったんだろう。

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