地球の平和を守る為・・・いや、俺たちプレーヤーを失意のドン底に叩き落とす(難易度的な意味で)為に奴は再び帰って来た。
ぶっちゃけまだソフトはプレイしていない。だってWii持ってねえし。
あの80年後期〜90年にかけ、全国のちびっこ達を悪魔的難易度で失意のどん底に落としいれロックマン。そんな彼が新作ソフト「ロックマン9」として、しかもグラフィック、サウンド共に8bit級にダウンコンバートされ帰ってきたのだ。
いや、これは断じてダウンコンバートなどではない!むしろこれこそが正統進化系であり真のロックマン新作なのだ!
高度な3Dグラフィックや、リアルなサウンドはもはや“贅肉”として淘汰され、究極にまでソリッドなフォルムに磨き上げられた姿こそがこの「ロックマン9」なのだ!!
・・・・・ふう、柄にも無く熱くなりすぎたようだ。冷静に考えればまだプレイすらしちゃいないんだから今の段階であれこれ言うのは控えたほうがいい。むっちゃ簡単になってたらどうするんだ。
そう、ソフトはまだ買ってない。だがそりに先んじてサントラを購入したぞ!
このサントラを聴けば何故俺がのっけからこんな無駄に暑苦しい語り口調なのかは理解してもらえるはず。
それほどまでにこのサントラはすごい!
たとえ値段がソフト本体の二倍したとしてもだ!(ソフト¥1200サントラ¥1200)
ライナーでも語られてる通り、サウンドはPSG3音+ノイズ1音というファミコンスペックで表現されている。
サントラでは確認出来ないが、ショットや爆発などの効果音が重なると、それに対応する音が消えるという仕様まで再現しているらしい。熱過ぎる!
当初はMML(ファミコンのサウンドプログラム)で書くつもりだったそうだが、さすがにそれは断念したらしい(そりゃそうだ)
前にMMLで一曲書こうとしたが、余りの使いにくさに断念した。「シーケンサーソフトのイベントリストのみで書く」と言えば伝わるだろうか。
その成果あってか、とにかく曲の内容が濃い。繊細なベロシティー調整から、ダイナミックなアルペジオ、ピッチベンドまで、PSG3音+ノイズ1音を縦横無尽に駆使しつつ過剰に熱いサウンドを届けてくれる。
途中
「今ベース鳴りつつ、メロディーが二つ鳴ってかたっぽハモったべ?おかしいべ?」ってところがあったような気がしなくもないが幻聴だろう。
最近やたらとBGM関係が注目されているロックマンの新作ということもあり、楽曲の端々から、その期待にこたえようとする作者の気合が感じられる。そこまでやらんでもって思うほどクドイ展開もあるけど。
XBOX LIVEで配信されるまでこのサントラで凌ぐとしよう。いやどうせモンハン3のためにWii買うんだしいっそのことWiiごと買っちゃうか。
いや、
こういうときのカプコンは本当に信用できないから様子をみよう。

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