イギリスのレーベルに所属していることは分かったけど原産国は不明なバンド。
「Celtarabia」ダジャレみたいなバンドだが,そのままケルトとアラビア音楽(中近東音楽?)の融合さした感じの音。
アイリッシュとアラビア音階が目まぐるしく交差する。
メロディーは中近東だけど、バックはハーディガーディ、みたいな感じで曲の中で両方の要素をきっちり絡ませてる辺りは、只のダジャレで終わらせたくないというメンバーの気概を感じる。
HEDNINGARNAあたりを彷彿とさせるが、あれほど濃くは無い。
反復の多い展開は、ぐでんぐでんに酔っ払った状態で聴いたら楽しくて踊りだしそう。逆に言えばシラフだとちょっと退屈かも。
もうちょっとポップな要素を入れれば普通に売れそう。
Dで突然入ってくる、あまりにフツーなサックスは蛇足。
Eはやばい、アイリッシュ・ダンスから、いつの間にか「踊るマハラジャ(観てないけど)」に刷り変わっている。お見事。
聴き様によっては以外と楽しめる一枚。

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