とうとう踏み込んではいけない領域に足を踏み入れたのかもしれない。
遂にオーディオケーブル購入。
AUDIENCE
Maestro RCA/1.0mペア
定価¥28,000円(税別)
やってしまいました。(滝汗)
これでも一応廉価版なのよ。(本物は¥63,000)
と自分に言い聞かせる。
たかが銅線相手に何をムキになってるだ、俺は・・・
これで大して変わらなかったらどうする気なんだ。
いや・・・変わるはずだ!
ってか、頼むから変わってくれ!
見た目は何の変哲も無いケーブル。非常にシンプルな作りだ。
これの何処に¥28,000円もかかるんだ?サギじゃねえか?
音を聴く前からネガティブなイメージが先行してしまう。
良くない兆候だ。
オーディオの世界にはプラシーボという概念がある。
要約すれば気持ちだけで音が変わるということ。
言い方を変えれば錯覚ということなんだが。
ハナからこんな状態では・・・
気持ちをフラットにせねば。
このケーブルさえ揃えば、取り敢えず俺のシステムは完成するはずだ。ボトルネックも無くなり見違えるようにパワーアップするはず。
・・・いかん、これもある意味暗示ではないか。
まあいい、今回も片チャンだけ替えてテストしよう。
使用する音源はキャメロットの「フォーエバー」
唸れ!我がセンモニよ!
・・・・・はうあっ!片方鳴ってない!
結線ミスか・・・・・・
いや違う!鳴ってないんじゃない、余りに音圧に差が出すぎて聞こえないと錯覚したんだ!
ここまで違うとプラシーボもへったくれも無い。誰の耳にも明らかな違い。
早速両方結線する。
素晴らしい。音圧がまるで違う。音のレンジが圧倒的に広がった。
音の表現力も素晴らしい。ロイ・カーンのボーカルが「濡れ」ている。今にもへんな汁がセンモニからこぼれ落ちそうだ。
低域も高域もふんだんに出ているので、EQなどで持ち上げる必要がまるで無い。
銅線ひとつでこれだけ変わるとは・・・・・線の中にエフェクタでも仕込んでるんじゃないかと疑いたくなる程変わった。
今まで使っていたケーブルがショボ過ぎた気もしないでもないが。
しかしケーブルのクオリティーがこれだけ上がると次はCDデッキが見劣りしてきた。
ケーブルとデッキの値段が似た様な物ってのはいかがなものか。
いいCDデッキもさがさなきゃ・・・・・そうなると電源周りも強化したぃよな・・・・ターンテーブルもほしぃ・・・・もうすこしで理想の音が出そうなんだよなぁ・・・・・・ハァハァ・・・
・・・・・はっ!!
キャメロットに浸りながら白昼夢を見ていたようだ。
なんか開いちゃいけない箱を開いてしまった。そんな気がしてならない今日この頃。

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