5月に入ってから、コトコトの変化が著しい。
そんな変化から、「うちの子になったなぁ」とつくづく感じる。
生後10日からうちにいるのに、そう感じるのが、今さらだ。
もし、里子を迎えたかたが、「なんとなくまだ・・・」と思われているかたがいらっしゃるとしたら、焦らずゆっくり待ってほしい。
子犬で来たコトコトですら、10ヶ月過ぎた今やっとそう感じられるのだから。
里子うんぬんに関わらず、犬を迎えたら人間はすぐに「うちの子モード」に入るのだけれど、犬はそうはいかない。
犬の気質にもよるし、過去にもよるし、年齢にもよるから、長い短いはあるけれど、来たその日からまるっとなじむなんていうことは、ないと思う。
あったとしても、犬が気を使っていて、おとなしく見えたりして、穏やかで、なじんでいるように見えるだけ。
1ヶ月ほどすると、段々犬だってボロがでる。油断する。気も緩む。
そして「なんだか変わった」となってくる。問題行動がでるのもこの頃かもしれない。
でも、変わったと思ったそのときにだって、犬は決して安心しきったわけではないように思う。まだまだ・・・・。
完全に武装のよろいを脱ぎ捨てて、安心して、ほっとして、ここは自分の家だと思うと、態度がぐぐーんとデカくなって、無防備になってくる。
そんな様子に気づいたとき、「ああ、うちの子になったな」と思う。
コトコトの場合、それがこの5月に入ってから。
長くかかったと思ったけれど、ユウだって、寝るときに私の胸のあたりに連れてきても、すぐに動いてしまって、遠慮がちに布団の下のほうで小さく丸くなっていた。
いくら動かしてもやっぱり戻ってしまうのに、しだいに態度がでかくなって、今やどけよーと動かすまでド真ん中で大の字になっている。
そうなったのは1年ほどたってからだった。
上目遣いも激減した。
コトコトの場合、元気で走り回り、エバに飛び掛りやりたい放題やっているわりには、リビングでくつろぐときには、みんなのクッションからは離れたところで丸くなるか、エバのお腹で丸くなった。
ゴンやユウがくつろいでいるソファにあがるなんて、とんでもなかった。
たいていはケージに自ら入って、その中で小さくなっていた。
部屋のど真ん中で寝るなんて、ありえなかった。

つまり、こんな光景はなかったってこと。
角度を変えるとこんな風

あちこちで、犬が野たれる我が家・・・(汗)
コトの角度も変わった(笑)

兄ちゃんたちといっしょにソファにあがるようになった。
先日は、ゴンが乗っているソファにあがって、いっしょに寝ていた。
これは我が家でのバロメータのひとつ。
つまり、ゴンがソファにあがることを許したわけ。
ゴンから認めてもらったということでしょうか。よかったねぇ、コトコト。
気をよくしたコトコト、最近無謀にも、ゴンに挑発しに行っている。
たまーに、ごくごくたまーに、ゴンも相手になってやっているものの、じーさんにとっては、あのテンションは無理なので、1分も遊びが続いていない。
一方、最近はひなと仲良く遊ぶようになった。
だから、散歩にはユウやひなといっしょに行く。
コトコトのあの無駄なテンションに釣られて、普段ぼんやりなひなが、ダッシュする。
ユウも仲間に入っている。
デジカメにおさめようと思っていたのに、毎日忘れて出てしまい、悔しいかぎり。

最近は当然のように、こんな風。
日曜日に狂犬病のワクチンを打ったときに計ったら、体重は7.5キロになっていた。びっくり。
いつのまにか、ひなと同じぐらいの体つきになっている。
細長い胴体で、小顔だから、小さく感じるのだけれど(細く見える秘訣は、小顔かっ!Gets!)
去年の夏、引渡しのときに獣医さんに、病気を心配して、「避妊手術はできるでしょうか」とたずねたら、「手術できるかどうかより、そこまで生きるかどうかです」という意味のことを言われ、衝撃をうけてしまった。
まさかそこまで短命だと思っていなかった、自分の甘さもあったのだけれど、おそらく先生は、「そんな先のことより、まずは今をしっかりケアしてあげなさい」というお気持ちだったのだろうけれど、当時の私たちは、生後半年の命なのかも・・・と、内心ちょっとビクビクしていた。
んがっ、
病気がシャントではなさそうだと分かり、みるみる元気になり、最近は発作もなく、体重も増えて大きくなったところを見ると、コトコトは長生きすることに決めたらしく・・・。
7月で1歳を迎える。

色んな呼び方が増えたでちよ〜

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