思い切ってCDを受ける・・・と公言して早幾日・・・。
自分を追い込まないとできない、夏休み最終日の小学生レベルのワタクシ。
さあ、どうしましょ。
ってなわけで、CD向けのグループレッスンに仲間入りさせていただいた。
エバ、全然できませんが。
ともかく集中力が切れがち。
細かくあれこれ言う前に、ともかく全然できませんが。
自由科目も決めていないような、ノンキなワタクシ。先生に苦笑されてしまった。
あんなに甘かった先生も、ちょいといろいろ問題点を指摘。
「家庭犬レッスン」と「試験向け」だと、やっぱり違うってことっすね。
ついちょっと前までは「ゴンちゃんはできてますから」とか「エバ、それでいいですから。だいたいできてますから」なんて、すごく甘かったじゃないですか。
本当?ちゃんと問題点を指摘してくださいよ!!・・・なんて、心中叫んでいたぐらいなのに。
それが今日なんか。
「ゆかさん(本当はちゃんと苗字呼び)は、小言が多いですね」
・・・・
こごと・・・こごと・・・ままごと・・・(ちゃうって)
ついね、犬に話しかけるのが大好きなワタクシ、いつもいつも、訓練中も話かけるですよ。
「ついて・・・ついて・・・うーん、ちょっと違うんじゃない」
とか。
「おいで・・・おーいーでー。こっちみてー!!」
とか。
で、先生にバッサリ。
「ちょっと違うなんて、犬に分かりませんから」
・・・ごもっとも!
ここで、「小言が多いですね」と言われてしまった。
さらに休憩中、「エバは飼い主が思っているより、ずっとデキますから」
・・・・え?え?そうなわけ?
大好きなホタル君もいっしょのレッスンで、遊びだしてしまったエバに
「落ち着くまで、並んでフセさせて待たせて」
そうすると・・・できるじゃん。
要は、飼い主がやらせていないだけ。ルールなしに遊ばせすぎて、自由奔放にさせているだけ。
時には抑制するときも、作りなさい・・・と。
その後、ほかのワンちゃんとも並んでフセさせて待てをさせても、ちゃんと落ち着いて待っていられる。
気質はとても落ち着いて、いい資質らしい。
確かに神経質な子ではないと思う。
テンションが高いだけだったのか・・・と思いきや、先生がリードをもって歩き出すと、ちゃんと落ち着いてウォーキングしている。
今度CDVを受けるというかたが引いても、ちゃんと・・・・なんか、シェパみたいじゃないか!!!!やるじゃん、エバ!!
ってことは・・・ってことは・・・・
「飼い主が思う以上にできる」=>「できる能力がある」
・・・・のに、その能力が発揮されていない。
つまり・・・
「指導手の問題?」
一番の問題点は、エバのテンションではなく、指導手・・つまり、つまり、えっと、つまり・・・
あ・た・し・・・・?
だと?
さらに、途中まったく脚側ができないゴンは、受験無理という結論に打ちのめされる(号泣)
脚側さえできれば、あとは自由科目も含めてオッケーなのになぁ。
負け惜しみじゃないけれど、散歩のときは、全然ひっぱらなくて、ちゃんと横でテトテト歩いているんだけどなぁ。
なんでよ?訓練のときは、興奮してぶっとんでるのは。
なんでよ?私の足の前を横っ飛びして歩くのは?
きー!!!
ああ、こんなに賢いゴンなのに。エバができなことを、全部できるのに。
ええ、エバがまぁまぁできる脚側ができないだけなのに(爆)
で、今度の試験はエバだけの受験ってか、もうゴンはあきらめモードなんだけれども。
朝9時から夕方まで、今日はびっちりの訓練。
ニンゲンも犬もかなりぐったり。
エバなんか、頭つかって知恵熱だすんじゃないかって勢いで爆睡中。
それにしても、ここのレッスンは、試験のみに重きをおいていないところがいいと思う。
訓練所なんかは、PDのための形作りが重視されていて、家庭犬としての「躾」的な訓練がない。
本来訓練って、そのあたりが重要なんじゃないのか。
家庭犬なんだから。エバ、嘱託犬にするつもり、全然ないし。
その上で、その成果としての試験や訓練競技会となるほうが、日常生活としても有益だと思っている。私はね。
いろいろな考えがあるだろうから、議論はしないけど。
いくらPDでいい成績があっても、日常生活で噛み犬だったり、あまりにひどいガウガウで、制御できないようでは意味がない。
だから、しゃにむに競技会!とやっているわけではないけれど、犬がこちらを見てくれるためのノウハウ・そのためのこちらの努力の勉強は奥が深い。
気をつけているつもりでも、ほめるタイミングはずれていたり、こちらが気を抜いて「今ほめる!」「ああ、今叱る!」なんてしょっちゅう言われて、大反省。
ひとつできると、おしまいってな感じでのほほんとしちゃうところが、いけない、いけない。
やれやれ。
「ちゃんと問題点は指摘してよ」
・・・は、一番の問題は私だったのね。
やれやれ、反省反省。

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