体調、かなり回復傾向のワタクシ。
まだ油モノなんかは、いただけないものの、体は元気。
こうなると、おとなしくなんかしていられない。
明日は雨だというし、犬をくたばらせに行かねばと、ドッグランへ。
ゴンとエバを連れてゴー!
最近このドッグランでは、色々なトラブルがあったらしく、飼い主のランでのマナーが問われたりしている。
今日はちょっと真面目な話をひとつ。
ゴンとドッグランへ行きだした頃(このドッグランではない)、柴犬=きつい=噛むという図式もあって、周りに警戒もされたし、事実決して誰とでもフレンドリーというわけではない柴犬のオス、ゴンを連れて、こちらもかなり神経を使っていた。
当時の仲間や犬の先輩がたの思想を勉強させていただき、なによりも先手を打って、怪しそうな雰囲気の前に、声をかけたり間に割って入って、喧嘩をしないようにするということに、神経を使い、かなりピリピリしていた。
誰だって、ガウガウ、ドタバタしたいとは思っていない。
ゴンは基本的には小さい子に攻撃はしないものの、同等程度(多少小さめぐらい含む)以上の気の強そうな犬(オスメス関係なし)には、売られた喧嘩は買います、もしくは、売られる前に売りますぐらいの性格だったから、そうならないように、常にゴンから目を離さず、周りに目を配り、やばい子が入ってきたら、即リードにつなぐということをしていた。
そんな感じだったから、ドッグランに行く事は、一大行事といっていいほど、気疲れした。
偉そうなことは言えないものの、先手を打つということにこちらも段々と慣れたこと、ゴンも多少は丸くなったことから、最近では、以前と比べたらかなり気を使うレベルがダウンしたと思う。
幸い今までよその子を噛んだこともなく、大きなトラブルもなく過ごしてこられた。
噛むということは、例え先に唸られたとか、喧嘩を売られたとかいうことがあっても、噛んだ時点で、負けだと思っている。
相手が先に唸ったから、仕方ないとか、悪くないと考えている飼い主は、その時点でドッグランに来る資格はないと思っているから、なんとしても避けたい。
もちろん、犬だから、噛んでしまったりすることもあるかもしれない。でも、そのことを踏まえて飼い主が反省しなければ、今後ますますひどくなるに違いないし、進歩も前進も改善もない。
そうならないように目配りをし、そういったことが起こらないように気を使うことができないのならば、例えドッグランといえど、犬をフリーにしてはいけない。
大型犬の飼い主は、どうしても相手に与えるダメージが大きいがゆえに、非難されがちだけれど、小型犬でも大型犬でも同じだ。
すべて、飼い主の意識レベルの高さ、低さで、犬が嫌われるかどうかが左右されると思う。たとえ今、ちゃんとできなくても、飼い主の意識の差で、その後が変わってくることは間違いない。
この意識を持たない飼い主が多いから、トラブルが多くお互いに相手を非難することしかせずに、終わってしまう。
ランのオーナーさんともそういった話をしたけれど、意識レベルの低いオーナーは、自分たち(犬を含む)が、そのように思われていることにまったく気づかないし、逆に相手を非難するだけだから、ますます差が開くばかり。
私だって全然まだまだだと思うけれど、問題意識だけはしっかりもって、油断しないようにしていきたいと思っている。
フレンドリーで攻撃性が皆無のエバだって、まったく知らない人からしたら、突進されたら恐怖だし、遊んでいて興奮したら、小型犬を踏みつけることだってあるかもしれない。
避けようのない事故と言ってしまえばおしまいだけど、そうならないよう、時々クールダウンするようにしている。
そんなことをみんなが考えていけば、トラブルもぐんと減るはずなのに、人気が出て人が増えると、問題も増えるというのは、残念だ。
ランは犬の社交場でもあるから、犬がマナーを学ぶ場でもあるけれど、それは完全に「犬に任せて」犬に学ばせるということではない。
そのあたり、犬同士で学びあうという言葉を、履き違えている人がいる。
人間が介入しつつ、学ばせあうということを軸に持っていないと、「勝手に遊んできていいよ。喧嘩も勉強のうちよ〜」なんていうのは、もってのほか。
上手に喧嘩ができることは、それはある種、いい部分もあるけれど、上手な喧嘩(噛むこともなく、お互いに牽制しあう)がいきなりできるはずもなく、子供の頃から喧嘩の勉強をしていない犬たちに、勝手にやらせることなんて、とてもできない。
ここちよいドッグランだけに、ちょっと眉をひそめている。
みなさんの地域のドッグラン、いかがですか?

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