先日母に、
「あんたがここまで、かまわなくなるとは思わなかった。もっと女らしく、きれいなものを着なさい。前はこんなじゃなかったでしょ」
と、厳しく言われた。
確かに・・・
犬を飼う前までは、コーディネートが気に入らなければ、引き返して着替えたり、髪がはねたといえば、ドライヤーで延々格闘していたりしたものだ。
ジャージ姿で外に出るなんざ、考えただけでも卒倒しそうで、この上なく恥ずかしいと思っていた。
たとえ玄関から郵便受けまでのほんの数歩の距離ですら、スウェット姿で出ることすらも、拷問だと思っていた。
なのに。
今では、ジャージ姿で近所に買い物にまで行っちゃいますから。
汚れてもいい服のランクがどんどん下がって、今は捨ててもいい服に近いのではと思うほど。
以前だったら、恥ずかしくて死ぬと思っていた状態で、のほほんと歩いていたりする私を見て、母が恥ずかしくて顔を覆っている昨今。
いちおうワタクシとしても、考えてはいますです。
そこで、ファッションアイテムの区分けをしてみた。
1.仕事着(スーツ)
2.お出かけ着(犬のいない外出で、ちょぴっといい服)
3.お出かけ着(犬のいる外出で、そこそこの服。)
4.散歩着・訓練用服
(もちろん、犬あり。汚れても泥んこになってもオッケーな服)
5.普段着(ここが微妙)
6.部屋着(汚れてもいい服。楽な服)
過去においては、
1.仕事着・お出かけ着
2.普段着
3.部屋着
ぐらいの区分けしかなかったのに、現在ではこうも細かく分かれてしまう。
しかも、5.の普段着がまた微妙。
外出に着るもので、スーパーなどにも行くけれども、普段着なので、いつ犬ともふれあうかも分からない。
家に帰ったとたん、部屋着に着替えるというわけでもない場合は、このまま愛犬と触れ合う(取っ組み合う(^_^;)ことも想定される。
汚れることを気にしていてはいられないので、汚れてもすぐ洗えるものであることが求められる。
普段散歩に行くために着替えることはないので、4と5の境界線も怪しくなる。
私の感覚では、そうなるとすぐ「汚れてもいい」が最優先項目になるので、ラフでかなりランクダウンしたものを想定しがちで、4との境が怪しくなる。
母はこのことを、懸念していると思われるので、そうなると、5についてもさらに2つの区分けが必要になってしまう。
つまり
5.普段着
(犬と触れ合う。犬飼いの人の家に遊びに行くこともあるので、小奇麗でかつ汚れを気にしないもの)
6.普段着(いわゆる普段着。犬との接触は考えない)
洋服を、ここまで細かく分ける必要があるのかね?
そこまで神経質になる必要があるのかね?
犬を飼っている人のなかにも、やはりとてもおしゃれで、着こなしのセンスがよく、身奇麗にしている人はいっぱいいる。
とすると、単に私のセンスに問題ありってことか・・・。
また3と5の境も怪しくなっているのが、さらに問題。
汚れることを気にしなくてもいい、おしゃれな着こなしが、今私に、犬飼に求められるものと、認識する。
愛犬家向けの本に「犬飼いファッション」の現実的なものを、ぜひ載せて欲しいものだ。
ファッション雑誌に犬を連れたモデルさんが出ていることがあるけれど、絶対その格好じゃ、散歩は無理でしょというものが多い。
ワタクシ、その洋服だったら、犬近づけませんけどっていうような。
赤貧のワタクシだから、こういう悩みがでるのでしょうか。
シャネルのスーツでもシェパードをがしっと押さえ込めますことよ!
とか、
ヴィトンのバッグがお散歩バッグで、うんちも入れてましてよ。
とか、そんな方には、関係ないオハナシなんでしょか。
ユニクロが犬着っていうワタクシ、悩み多きオトシゴロ。
今日の1枚

久しぶりにグランツと遊んだ。
ボールをひっぱりっこ・・・というか、取り合い?(笑)

0