―プロローグ―
初めまして。
こにブログ初めての小説です。
初めての小説は長めに連載系にしようかと。
暇があれば更新しますね。
今回はちょいR15が入りそうです。(=グロい)
さて、何が怒るんでしょうね?
題名の意味と最初の歌の意味が分かれば
後の展開も分かるのではないでしょうか。
無駄に長くて申し訳ない。
そして下手で申し訳ない。
少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
―霧が燦燦見上げるは黄色い目をしたお月様
その目を見ている影一つ明日には笑顔が亡き姿―
「祐太ー!遅刻するから早くいきなさーい!!」
朝から五月蝿いなぁ・・・。
「はぁい、すぐ行くから」
オレの名前は『斉藤 祐太』
住んでいるのは霧炉魅里
引っ越してきたのは去年だが、
広くて栄えているためか、未だに慣れていない
「祐太くーん!おっはよー!」
笑顔で手を振ってくるコイツは『伊藤 遊梨』
オレの家のお隣さんで、引っ越してきた次の日からいろいろ教えてくれている。
今では、一番仲がいいんじゃないだろうか。
「おはよ」
眠くてついつい欠伸しながら返してしまう。
「あー!また寝てないんだ!そうでしょ?そうでしょ?」
オレの目の前に立ち、顔に向かって指を指しながらビシッっと言ってくる。
悔しいが、遊梨の推理力はバツグンだ。
もっとも、オレが分かりやすいだけかもしれないが。
「はいはい、そうですよ。人に指を指すんじゃない」
軽く流しながら、指を顔から退けさせ歩き出す。
いつものことながら、朝からこのハイテンションにはどうしてもついていけない。
「もー!祐太くんはどうしていっつも暗いのかな!明るくないと人生楽しくないよっ!」
頬をふくらませて拗ねたように言ってくる遊梨。
オレは別に暗いわけではないのだが・・。
そんなことを思いながら学校へ足を進めていると手を振っている小さな影が見えてきた。
「ゆーり姉、ゆーた兄、おはよぉ♪」
ぺこぺこお辞儀しながら挨拶してくるのは『安藤 伊織』
この里でも有名な茶道の名門安藤家の跡取り娘だ。
オレらの中では一番歳も身長も小さく、名前を呼ぶときは最後に『姉・兄』をつける妹体質の可愛い子である。
「おはよう、伊織」
頭を撫でながら挨拶してやると「えへへ♪」という可愛い返事が返ってきた。
「伊織ちゃんおっはよー!」
遊梨があいさつすると、声の大きさに驚き、1歩下がってお辞儀をする癖があるらしい。
広い里のはずなのに、通学路は人通りが少ない。
何故なのかはよく知らないが、昔からいる遊梨や伊織たちは、何か知っているらしい。
だから、オレの通う学校は人数が50人程度の学校なのだ。
今日はいつにもなく、静かな登校だ。
「あれぇ?今日は元気ないねぇ、どうしたのかな?」
そういう遊梨もいつのも元気がないのだが。
「それは―・・・」
伊織は何か言いかけたが、はっとなって自分の口を塞いだ。
まるで、何かいけないことをいいかけたかのように―・・・。
「・・・?どうした?」
思わず声をかけると
「なんでもないよぉ♪えへへ♪」
いつもの元気を取り戻したのか、笑顔でオレに返事をした。
「お、おはよう・・・ございますぅ・・・」
細い路地からちょこちょこと出てきたのは『有吉 羽月』
引っ込み思案で大人しいが、気配りができる優しい子。
自分の家庭などについてはあまり語らないので詳しくはよく分からないが、何か秘密があるみたいだ。
「いつも以上に元気よぉ?大丈夫?はーちゃん?」
伊織と羽月は幼馴染で、とても仲がよい。
オレにはいつもと変わらないように見えたが、普段からずっと一緒にいる伊織には何か違いが見えたらしく、心配げに声をかけている。
「な・・・なんでもないよ・・・大丈夫、ありがと・・・伊織」
安心させるように、伊織に微笑みかける羽月。
どうもこの二人の仲には入れそうに無い。
「おっはよぉ!なーんかみんな元気ないねー!どうしたっ!」
遊梨以上のハイテンションで挨拶してきたのは『紅 稀菜』
正義感が強く、リーダー的存在の奴だ。
普段は明るく超元気なのだが、仲間のピンチになるとまるで二重人格かのような人格になるそうだ。
詳しくはよく知らないが、遊梨が言うにはかなり怖くなるらしい。
「そういうお前は超元気じゃねーか」
皮肉を言うように稀菜に返すと
「なんだとー!?いっつも憎まれ口叩くのはこの口かっ!!」
そう言うと、稀菜はオレの頬を掴んで引っ張ってきた。
「っ!!テメー!何してくれやがる!!!」
すぐにその手を払い、怒鳴りつけてみるが、アイツの力は強いらしい。
何秒かしか触れられていないのに、頬が赤くなっていた。
「あはははっ♪稀菜がくるとみーんな元気になっちゃうね♪」
明るく笑い飛ばしているのは遊梨である。
稀菜と遊梨は家族で仲が良く、二家族で旅行にいくほどだ。
「だ、大丈夫・・・ですかぁ?」「大丈夫?ゆーた兄!!」
明るい二人とは違い、優しい二人はオレの心配をしてくれる。
「大丈夫だよ、ありがとう二人とも」
二人に微笑み、頭をなでてあげると、二人で顔を見合わせて照れているようだった。
ここらへんで、性格の違いが見られるのだろう・・・。
そして更に足を進めていると・・・見たくない奴が見えてきた。
「おーっす、もうみんな揃ってんのか?今日ははえーなぁ!」
いつもの能天気ぶりで会話に加わってきたバカは『西城 誠』
名前に似合わず嘘をよくつき、喧嘩っ速く、お気楽な野郎だ。
そのためか、生憎、稀菜と仲が悪い。
一番敵にまわしたくない奴を敵に回したなぁ・・・;;
普段は能天気だが、コイツの家柄はマフィアの跡取りという何だか良く分からない男だ。
以上がオレが1年間で混ざったグループのメンバーである。
そしてこのときのオレたちは・・・。
これから巻き込まれる騒動を知る由も無かった。

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