「釜ヶ崎から−キリスト者が見た大阪・釜ヶ崎。エマオのキリストたち−」
日常の中で
O伝道師
釜ヶ崎に献身された一人の女性がいる。
若い頃は引きこもりを経験され、両親とも長い間口をきかない生活を続けてこられたと言う。
そんな彼女がキリストと出会い受洗し伝道師になり、既に7年もの年月、一日もプライベートの時間を費やすことなくこの地に通い、キリスト伝道集会や炊き出しの手伝いを通して釜ヶ崎の多くの住民に慕われている。
彼女は言う。感動的な良い事ばかりではない、声をかけたら顔面を殴られた事もあった。労わりの言葉に冷たい言葉が返ってきた事もあったと。
けれどもこの地に通い続けているのは、体が疲労している時、心が萎えている時、おっちゃんたちが「姉ちゃん、疲れるやろ。」となけなしの持参金で缶コーヒーを差し入れてくれたりする。
おっちゃんたちのそのような気遣いが彼女の心を捉えて離さない。
写真は西成市民館でのホームレス集会にて。O伝道師の「代表の祈り」
