西成市民館で持たれているホームレス集会において、主催教会のソ牧師が留守にされるので、替わりの宣教師が来られた。
日本国際飢餓対策機構に専従されておられるそうで、これまでに第三諸国と呼ばれる発展途上国に視察に行った現状を話された。
アフリカでは30歳代が一番年上層だとおっしゃる。
乳幼児の死亡率が高くAIDSやその他の伝染病が蔓延している、食料も医薬品も足りない。
衛生管理も悪く住民は泥水を飲んでいると言う。
日本は発展途上国に経済援助をしていると言うがそれが何故このような足りない状況なのであろうか。
豊かな日本の裏側で想像もつかないような状況の中に人々は生きようとしている。
いや、「豊か」と言う言葉の陰には大きな落とし穴が見え隠れしていると言えるであろう。
年間3万人と報道される自殺者・肉親殺し・猟奇的殺人が後を絶たず正当な生活保護受理を拒否され餓死者まで出た。
繁栄の狭間で人間の尊厳さえ忘れ去られようとしているのが日本の「豊かさ」の実態ではなかろうか。
持つ者を「勝ち組」持たざる者を「負け組」とする幼稚な思考こそが人を人ならぬ存在に追い遣っている気がしてならない。
*旭平和委ニュース紙面に毎回スペースを頂き寄稿させて頂き感謝します。
今回より寄稿欄のタイトルを「釜ヶ崎から」とさせて頂き、著者の氏名を「おさびし山の住人てる」とさせて頂きたく思います。
釜ヶ崎を今後もバックグラウンドにキリスト者の目で見た事柄をお伝えして行きたいと願っております。


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