「残酷政治屋・加藤紘一「拉致被害者、北に返した方がよかった」」
時事ネタ
「拉致被害者「戻すべきだった」=日朝交渉停滞の原因」
(時事ドットコム:時事通信)
「当時の安倍晋三官房副長官の対応に問題があったとの認識」
(NIKKEI NET:日経新聞)
もはや論評など不要ではあるのだが、この「加藤紘一」という人間が日本の国政を担う国会議員の一員であり、なおかつ一時期は将来の総理大臣を嘱望されていた政治家であるという事実を、日本人として生きる我々は慚愧の念と共に痛感し、しっかりと記憶していかねばならないだろう。
政治の問題でさえなく、ただ人間として、この男の言葉が同じ人間のものである事を信じたくはない。だが、認めねばならない。我々日本人は、よりにもよってそんな男を日本の政治のいち代表者という地位につけているのだ、と。
繰り返す。
ここに掲載する発言は、政権与党に所属し日本の国政を担う政治家たる国会議員のひとりが、公共の放送機関において堂々と述べたものである。
日本人として生きる人々が、日本という国に自らや子孫の未来を託す上で――断じて、この発言を忘れてはならない。すべての拉致被害者が、日本の地に戻ってくるその時まで……
自民党の加藤紘一元幹事長は7日夜、日本BS放送の番組に出演し、2002年に北朝鮮から一時帰国した曽我ひとみさんら拉致被害者5人に関し、同国に戻さないとした当時の政府決定について「国家と国家の約束だから、(戻した方が)よかった。安倍(晋三前首相)さんを中心に返すべきでないとなったが、その辺が今、日朝の間で打開できない理由だと思う」と述べ、官房副長官として永住帰国への方針転換を主導した安倍氏の対応に問題があったとの認識を示した。
加藤氏は「(戻していれば現状のようには)ならなかった。『また来てください』と何度も何度も(両国間を)交流していた。一回返すと平壌は殺してしまうんじゃないかと(言われたが)、そこが(安倍氏らとの)外交感覚の差だ。そんなことができるはずがない」と述べた。
(※2008/7/9・追記)
「加藤氏発言 家族会・救う会が抗議声明」
(IZA!ニュース:産経新聞)
加藤氏は7日夜のBS番組で、小泉純一郎首相(当時)が訪朝した平成14年秋、拉致被害者5人が帰国した際、政府が5人を北朝鮮に返さないことを決めたことを「当時官房副長官だった安倍晋三前首相を中心に(拉致被害者を)返すべきでないと決めたことが日朝間で拉致問題を打開できない理由だ。返していれば『じゃあまた来てください』と何度も何度も交流していたと思う。そこが外交感覚の差だ」などと発言。金正日総書記が拉致問題を認め、謝罪したことについても「天皇陛下みたいな人物だ」と述べた。
「家族会」と「救う会」の抗議声明では「5人が北朝鮮に戻されていれば『自分の意思で戻った』と言わされたあげく『拉致問題は解決済み』という北朝鮮の主張に利用されたであろうことは少しでも外交感覚のある人には明らかだ」と指摘。「不見識極まりない発言だ。加藤氏の精神構造を強く疑わざるを得ない」と批判した。
「不見識極まりない発言だ。
加藤氏の精神構造を強く疑わざるを得ない」
この言葉ですら生温い、そう感じる。
加藤紘一……もはや人間として最低限の道徳性も、善悪や倫理を見極める能力も欠格していると考えずにはおれない。
まさかこんな発言までしていたとは……この男はどこまで日本を貶め、日本の国民の生命と尊厳の危機を嘲笑い続けるつもりなのだろうか?
TV各社よ、今こそ自由民主党を安寧たる与党の座から引きずり落とす絶好の機会である。この発言を小泉・安倍政権時のように執拗に繰り返し報道し、与党のイメージを失墜させるがよい。公共の放送で胸を張って述べた発言なのだ、遠慮は要らぬ。
それとも――TV各社が望むのはあくまで「戦後左傾化からの脱却を試みる者の失脚」でしかないのか。この重大発言をひたすらスルーし続けるのか? 自ら「人々の知る権利を奪う」プロパガンダ機関としてその名を末代まで轟かせる心積もりか?
日本報道メディアの、最後の良心が――今、問われようとしている。
(※2008/7/10・追記)
「加藤氏の「北に5人を帰すべきだった」発言に突っ込みを入れる」
(
国を憂い、われとわが身を甘やかすの記:産経・阿比留瑠比氏ブログ)
やはり拉致問題に関しては産経が強い。
阿比留瑠比氏が、当該放送における加藤発言のほぼ全文起こしを提供してくださった。起こし作業に尽力してくれた記者様方にも感謝。
もはや切りが無いので、2つのみ語るに留める。
加藤紘一の公式Webサイトにてこの件についての釈明?が掲載されているが、おぞましい事に……重ねて日本国民を愚弄しているに等しい内容であった。断じて許し難い。
是非、前後の文脈を知っていただいた上で、趣旨をご判断いただければと思います。
拉致被害者の方々には一時も早く戻ってきていただきたいのは当然ですし、ご家族の方々のお気持ちを察すると言葉を失います。
前後の文脈すべてを鑑みた結論として、極めて残酷な人間、外道と呼ぶに何の躊躇いも要らぬ。
「言葉を失います」と記してなおこれだけの下らない釈明を延々と垂れ流し、あまつさえ「日本の国政を担う者としてあり得ざる」発言を繰り返した自覚が未だに無いと見える体たらく。一刻も早く北朝鮮に渡り、帰化して彼の国で「幸せに」暮らすがいい。
拉致という犯罪を犯した北朝鮮から、「日本は約束を守らなかった」などといわれてはならない。日本人の誇りを大切にすべきである。
北朝鮮が拉致を認めて謝罪したあの時、北朝鮮はアメリカの攻撃を恐れていた。だからこそ、一気呵成に交渉を進めて、拉致問題の全面解決を図るべきだった。しかるに、北朝鮮に「日本は約束を破った」という不信感と口実を与え、その後の交渉が途絶える一因を作ったと考える。
金一族に隷従する愚者に「日本人の誇り」などという言葉を使われるのさえおぞましい。汚らわしい。
「一気呵成に交渉を進め」るとは、当時強く求められていた「不確定の被害者も含めてすべての拉致被害者を帰国させる」のを諦めて、(親北の人々が当時盛んに主張していたように)北朝鮮の出した数人を受け取って「解決、幕引き」させてしまう手法の事なのだろう。
拉致という犯罪に巻き込まれた罪も無い人達から、「日本は自国民を守らなかった」などとこれ以上言われ続けてはならない。日本人の誇りを大切にすべきである。
たとえ犯罪国家に、独裁者に、何と罵られようとも。