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2018/5/14

Carlos Johnson来日公演レポート  ブルース

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シカゴのブルース・ギタリスト、カルロス・ジョンソンが来日公演を行いました。彼の来日は4年ぶり。前回の来日は青森のブルースフェスのためのもので、それ以外の公演は設定されていなかったので(デミトリア・テイラーの東京公演への飛び入り参加はありましたが)、首都圏での公演は2010年以来8年ぶりです(とは言っても横浜ですが)。4月の末、大型連休前に横浜、大阪、名古屋をまわりました。

ツアー初日、4月24日(火)のモーションブルーヨコハマ公演を見ました。都内に住む者には平日に横浜まで出かけるのはキツかったですが、他にないのでガッツで向かいましたw。

今回の来日は、大阪のブルース&ソウル・バンド、OSAKA ROOTSのゲストという形。このバンドは初めて聞く名前でしたが、アルバムも2枚出していて、大阪では結構活動しているようです。中心メンバー3人がシカゴで活動した経歴があり、カルロスをアイドルとしていたそうです。彼らにとっては夢を叶えるライヴだったのでしょう。

ゲストでの登場ということは、カルロスの立場は微妙にも思えますが、実質的には彼のライヴにOSAKA ROOTSがバックをつける内容でした。

ライヴはOSAKA ROOTSの演奏するスティーヴィー・ワンダーの”Signed, Sealed, Delivered I'm Yours”でスタート。インストながら、ベースを中心に生み出されるグルーヴはすごくファンキーでいい感じ。リード・ギターの久米治樹のプレイも乗っています。これは期待できそう。

続いて、シャッフルのリズムに合わせてカルロス登場。ハウリング気味ながら、そのプレイは軽快な中にも鋭さを感じさせます。カルロス健在です。しかし、まあ冒頭から勝手気ままな彼らしさが全開。彼自身のソロも長いのに、いきなりドラマーも含め全員にソロを回し、1曲10分をゆうに超える展開。モーションブルーのウェブサイトには「ステージの長さは約100分を予定」なんて書いてあったけど、こんな調子じゃ10曲もできないよ(笑)。

その後も、その場で思いついた曲の展開をバンドメンバーに耳打ちして伝えたり、次は"Hello There"をやると言っておいて「やっぱりそれはあとにする」と言ってみたり、気まぐれぶりは続きましたが、これにちゃんと付いて行っているOSAKA ROOTSの面々は偉いなぁ。過去の来日では、思い通りにバンドがついてこないのでカルロスが露骨にイラつく場面もしばしばあったもんね。彼の振る舞いになれていないとヴェテランでもかなり辛そうです。

バンドを気に入っているからでしょうが、この日のカルロスはやたらと上機嫌。メンバーにソロを回して、それをニコニコしながら見つめている。特にサックスの南あやこにはやたらと絡んでいる感じ。やはり、女性だと違うのね。

しかし、彼は自分のギターの音量を上げたくてしょうがないらしく、しきりにアンプのつまみを捻るんですが、その度にひどいハウリングが起きていました。アンプが原因とみたのか、2部では久米の使っていたアンプと入れ替えさせていました。でも、改善したようには思えませんでしたが。

1曲が長いのは最後まで続きましたね。2部なんてアンコールも含め約1時間の演奏時間でやった曲は僅か4曲。プログレじゃないんだから(笑)。おしゃべりも多かったけどね。

客席からやってほしい曲をわざわざ聞いて「わかった」といいつつ、実際には違う曲をやったり、最後まで勝手気ままなカルロスでした。でも、プレイは終始冴えまくっていましたね。B.B.キングのような甘くまろやかなトーンで弾いたかと思いきや、アルバート・コリンズ顔負けの鋭い切れ味にがらっと変身するあたり、表現力の幅は半端ない。感じるそのままが音に出ているんでしょうね。とにかく激しすぎるぐらいに激しいダイナミクスは彼らしいところです。1曲の中で聞こえるか聞こえないかギリギリのところまで音量を落としたあとに、いっきに音量を上げて激しく切り込む。そんな展開もしばしば。そんな感じでメリハリをきかせた展開なので、1曲が長くても、飽きはこないんです。でも、もう少しコンパクトにやったほうがいいとは思うけど。でもそれを無理やりやると彼のサウンドではなくなってしまうんでしょうね。

このライヴは告知が開催1ヶ月ほど前と結構寸前だったにもかかわらず、結構いい感じでお客さんは入っていました。僕の知っている範囲でも、ブルース好きの人たちが遠くから駆けつけていました。過去の来日よりも内容はよかったように思います。気まぐれなカルロスですが、新譜も2009年のPヴァインのライヴ盤以降10年近くご無沙汰しています。この勢いでそろそろ新しい作品も作ってほしいものです。

OSAKA ROOTS featuring CARLOS JOHNSON 2018
[ツアー日程]

4月24日(火)横浜  MOTION BLUE YOKOHAMA
4月26日(木)名古屋 TOKUZO
4月27日(金)大阪  Brooklyn Parlor OSAKA

[Setlist]
*1st set 19:30-20:25
Signed, Sealed, Delivered I'm Yours
C.J.'s Swing
Flyin' High
Hello There
Jimmy Reed Medley (You Don't Have to Go - Bright Lights, Big City)

*2nd set 20:55-21:55
Mercy, Mercy, Mercy
Georgia on My Mind
Sweet Home Chicago
-encore-
Bluesman

[Personnel]
久米治樹 - guitar
南あやこ - saxophone
三木電 - bass
前田和彦 - keyboards
Rory Adam Johnson - drums
Carlos Johnson - guitar, vocals

[ライヴの写真]
-Motion Blue Yokohamaウェブサイトより-
http://www.motionblue.co.jp/photo/live/2018/04/26/osaka-roots-feat-carlos-johnson.html
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2018/5/14  20:06

投稿者:sumori

こんにちは、Utamさん。
Utamさんは、名古屋の方に行かれたんですね。
Motion Blueは単純に客として考えれば、同じ系列のブルーノートなんかよりはゆったり見られていいと思います。遠いのがなんですが。僕は当日18時に中野坂上から出て19時すぎには馬車道の駅につきましたよ。19:30開演だったので、なんとか間に合うタイミングでした。でも、19時スタートだったら完全に間に合わないですね。

カルロス、以前青森に出ましたが、今年は出るとは聞いてません。

2018/5/14  12:17

投稿者:Utam

横浜の方がStageが大きいので観客からの写真もみましたが、最期の方のノリは良かったみたいですね。 カメラとしては横浜は若干 制約があるので厳しいとこがありますが、それでも関東だと、一番見やすいですね。地下鉄を使う方にはいいんですが、横浜に住んでいると、MotionBlueは逆に遠くて
CottonClubの方がまだ時間がかからないんです。笑
さて、カルロス、青森でますか?

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