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2018/2/25

訃報:"Sunshine" Sonny Payne 1925-2018  ブルース

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"Sunshine" Sonny Payne
Long Beach Blues Festival, Sept 19, 2993
(c)Photo by Masahiro Sumori.

アーカンソー州ヘレナのラジオDJ、”サンシャイン”・サニー・ペインが2018年2月9日、亡くなりました。92歳でした。

彼は、ヘレナのAMラジオ局KFFAのブルース番組キング・ビスケット・タイムのDJを1951年より60年以上に渡って続けたブルースの世界では名物DJでした。この番組が始まったのは1941年で、全米で最も息の長い番組と言われています。公民権運動より遥か昔の時代の米国南部でブルースを専門にした番組は珍しかったとみられ、デビュー前のB.B.キングら後のブルース界の大物たちも、番組の時間になると、ラジオにかじりついて聞いたそうです。優秀なラジオ、テレビ番組に送られるピーボディー賞も受賞しています。

その昔は、キング・ビスケット・エンターテイナーズの名前でサニー・ボーイ・ウィリアムソン(II世)、ロバート・ロックウッド・ジュニア、パイントップ・パーキンズらが演奏し、番組を盛り立てました。

ロックのライヴで有名なキング・ビスケット・フラワー・アワーはずっと後になってから、キング・ビスケット・タイムから名前を拝借して始まった番組でした。ヘレナではキング・ビスケット・ブルース・フェスティバルというフェスティバルも毎年開かれています。

キング・ビスケット・タイムは平日のお昼12時15分より30分間、生放送され、ペインは毎日マイクに向かい続けました。KFFAのウェブサイトでアーカイブが公開されて続けていたので、その声は日本のブルース・ファンにも届いていたはずです。

”サンシャイン”・サニー・ペインは1925年11月29日、ヘレナの生まれです。1941年に清掃員としてKFFAに雇われたものの、当時ラジオのCMを読み上げる経験もしたようです。一度軍隊に入りヘレナを離れますが、除隊後再びKFFAに戻り、今度はDJとして本格的に活動を開始したというわけです。1951年に番組に初登場して以来、彼の登場回数は17,000回にも及びました。

2017年の12月にペインは体調を崩し、以後代理のDJ、トーマス・ジャックが番組に出演していました。2月12日の放送は、彼のペインに対する追悼の言葉から始まっています。

遂に亡くなってしまったかという思いですが、今後も番組は是非とも続けて欲しいと思います。
奇しくも、ブルース&ソウル・レコーズ誌の2月25日発売号(140号)は、キング・ビスケット・タイムにゆかりの深いサニー・ボーイの巻頭特集。ジム・オニールが寄稿した記事には当時の番組のことについても触れられています。

ご冥福をお祈りします。

KFFA https://www.kffa.com/
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