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2017/8/12

Danny Kortchmar@Billboard Live Tokyo  ロック

キャロル・キングやジャクソン・ブラウン、ドン・ヘンリーなど数多くのアーティストのレコーディングやライヴを支えたLAの名ギタリスト、ダニー・コーチマー(クーチの愛称でも知られる)。スティーヴ・ジョーダンのザ・ヴァーブスやキャロル・キング&ジェイムズ・テイラーのバンドでの来日もありましたが、半世紀にも渡る活動歴の中でも、恐らく彼が自分名義で来日するのはこれが初めてなのではないでしょうか。

僕は、セッションマン的なプレイヤーってあまり興味がないのですが、クーチは別格。彼が来るというだけでやはり見に行きたくなるのです。

彼をサポートするバンドは、元ウィングスのスティーヴ・ホリー(ds.)を始め、凄腕を揃えてきました。シンガーソングライターとしてのコーチマーに焦点を当てた今回のライヴですが、演奏した曲は彼のソロ作の曲ではなく、彼が他のアーティストに提供してヒットした曲目が中心となっていました。

冒頭はファビュラス・サンダーバーズの”Too Many Irons in the Fire”でスタート。ヴォーカルもコーチマーが取ります。しかし、これは意外な選曲でした。コーチマーは、1990年代のサンダーバーズのアルバム2枚に関わっておりその中からの選曲ですが、当時のサンダーバーズは、メンバーが次々と脱退していく中でバンドとしての方向性を見失いかけていた時期で、コーチマーは助っ人として呼ばれた感があったのです。なので、サンダーバーズが大好きな僕でも、この時代の曲は殆ど忘れかけていました。でも、こうやって聴いてみるとファンキーでなかなかよかったです。

2曲目で、コーチマーのファンならば誰でも知っているであろう、ジャクソン・ブラウンの”Shaky Town”をやると早くも客席は大いに沸きました。この曲をツアー先のホテルでレコーディングしたときのエピソードも語られました。

ギターのスティーヴ・ポステル、キーボードのジェフ・ヤングとリード・ヴォーカルを交代しながら進行。彼らの持ち歌も披露されました。ジェイムズ・テイラーで有名な”Machine Gun Kelly”は、フォーキーなテイラーのバージョンとは一変してレゲエ調。これはコーチマーが2015年に出したEPに収録されたバージョンと基本的に同じアレンジです。僕は、ジョー・ママというコーチマーのバンドでこの曲を最初に知ったのですが、それとも全く雰囲気が異なっていました。でも、かっこいい。

その2015年のEPは5曲入りですが、今回そこに収録された曲の4曲は演奏しており、ライヴの予習には最適な1枚だったかと思います。

Danny Kortchmar - EP
https://itunes.apple.com/jp/album/danny-kortchmar-ep/id999083273


ドン・ヘンリーがヒットさせた”Dirty Laundry”では「ヘンリーのバージョンはシンセ音に浸った感じだけど、80年代だったからね。今日はギターを中心としたアレンジでやるよ」とコメント。80年代っぽくない方がよっぽど僕にはしっくりきました。

2005年にアルバムを出しているブルース・ロック・バンド、ミッドナイト・イレヴンの曲"Call The Doctor"をやったのも意外でしたが、これもあまり注目はされなかったものの、彼のバンドですもんね。

ギターは1本しか使わないものの、曲に合わせてプレイの表情を変えてくるところは、さすが経験豊かなヴェテランですね。まだまだ元気です。客席はほぼ満席。メンバーたちはまた必ず来るよと強調していたし、また近いうちに再度来日があるのではという気がしています。しかし、オヤジ率が高いライブでした。

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Danny Kortchmar & Friends
Sun., July 30, 2017, 19:30 - (2nd set)

[Setlist]
1. Too Many Irons in the Fire
2. Shaky Town
3. 3:45 Coming Through (Postell-vo)
4. You're Not Drinking Enough (Young-vo)
5. Machine Gun Kelly
6. Somebody's Baby (Postell-vo)
7. I’ll Keep A Place Here (Young-vo)
8. Dirty Laundry
9. New York Minute (Postell-vo)
10. Honey Don't You Leave L.A.
11. Call The Doctor (Young-vo)
12. All She Wants To Do Is Dance
-encore-
13. Prison of Love (Postell-vo) *Robben Ford song

19:30-21:00 (20:52- encore)

[Personnel]
Danny Kortchmar - guitars, vocals
Steve Postell - guitars, vocals
Bob Glaub - bass
Jeff Young - keybords, vocals
Steve Holley - drums
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